人を評価するということはどういうことか!の話


人に褒められると嬉しいという気持ちになることが多いと思いますが、違和感や嫌な気分になる時もあると思います。
外見や好みの問題の部分で褒められた時は嫌な気分になることは少ないと思いますが、ある程度以上の知識が必要なことに関しては、褒められたとしてもあなたにその評価をするだけの知識や能力があるのかどうか、ということが気になってしまいます。
能力というよりもその内容に関しての知識です。
何に関してもですが、そのことに関してある程度の知識がないと良いか悪い、わかるはずもなく、評価することはできません。
例えば野球であったりサッカーであったり。
このようなスポーツであっても、そのスポーツのことに関する知識がないと今のそのプレーが良かったのか悪かったのか、どの選手が良くてどの選手が悪いのか。
野球やサッカーのルールや戦術などの知識がないと何が良いのか、誰が良いのかさっぱりわからないです。
わかりやすいのはスピードと距離に関する競技ですね。
先日まで行われていた平昌オリンピック。
スピードスケートやパシュートなどのスピード競技は、タイムだけの勝負なので知識がなくても誰が見ても誰が優れているのか、誰が勝ったのかが簡単にわかる競技です。
この単純さは良い部分と悪い部分があり、単純で誰が勝ったのか強いのかがわかりやすいですが、奥深さが足りないと感じる人も多いと思います。
勝負の決着方法が単純ということであり、競技が単純で簡単と思っているわけではありません。
奥深いペース配分や作戦や戦術など、ある程度以上の競技者でないとわからないことが沢山あると思いますが、優劣の判断が競技知識がなくてもわかりやすいということです。
スキーのジャンプ競技は飛距離だけでなく飛型点も考慮されるので、単純に長い距離を飛べば勝てるわけではなく、飛型点の部分は素人にはテレマーク以外はよくわからないと思います。
しかし、ほぼ飛距離で勝負が決着することが多いのでわかりやすい競技だと思います。
わかりにくいのは技術点で評価される競技、フィギュアスケートなどではないでしょうか。
フィギュアスケートの知識がない人にわかる部分は、回転数と転倒するかしないか、ジャンプの着地が不安定だったり極端に汚くないかどうかくらい。
演技力が優れているかどうか、その演技力がどの程度の評価点になるのかは審査員か競技選手程度の知識がないと全くわからないと思います。
カーリングも何も知識がないとわからないですが、カーリングの場合はルールさえわかれば、勝負はルール通りに点数で決着するのでわかりやすい競技だと思います。
オリンピック競技ではないですがサッカーや野球。
どちらが勝ったかどうかは点数が多い方、どのチームが強いかは勝敗の数や勝率、勝ち点や得失点差などで判断。
数字だけで優劣がわかるので強いチームと弱いチームがわかりやすい競技です。
選手個人の優劣は野球のピッチャーであれば勝利数や防御率など、バッターであれば本塁打数、打率、打点などので数字で、サッカーであれば得点数で選手個人の優劣を判断することができます。
しかし野球にしてもサッカーにしても数字だけではわからない優劣というものがあります。
チーム戦術であったり、個々の守備技術やパスのセンスや技術などは数字だけを見てもわからない部分です。
フィギュアスケートの技術点やサッカー選手の個人能力は競技知識がかなりないと判断することができないと思います。
それと同時に競技知識が増せば増すほど好みの指向性も進んでいくと思うので、競技知識が増すほど公正で正しい判断ができるかどうかということについては、別問題になってきます。
いずれにしても数字で単純評価できること以外は、ある程度その競技についての知識が必要です。
これはスポーツ競技だけでなく、全てのことに関して当てはまることです。
誰かを評価する時はそのことに対して、ある程度以上の知識が必要です。
あの人は仕事ができる人、という評価も仕事ができない人が仕事をできる人の評価をできるはずもなく。
一般に言われている仕事ができる人と言うのは、あまりにもいい加減というかなんというか。
下から上を見上げて、何がスゴイのか全くわからない人の評価をすることなどできるはずがなく、わからないのに評価をするということは大変失礼なことであると思います。
失礼であると同時に、その評価の真偽はかなり怪しいことが多いと思います。
だって知識がないから何がスゴイか全然わからないんですから。
スゴイかどうかも、本当かどうかの判断もできないはず。
仕事だけでなく、仕事とは関係なく人のことを判断する時も全く同じことが言えます。
人の評価などスポーツ競技以上に知識や能力が必要で、人のことを評価することができる人なんてほとんどいないと思います。
だいたいあの人は仕事ができるとかできないとか、そんな話ばかりしている人って共通していますよね。
あとよく聞くのがあの人は人間が小さいとかなんとか言ってる人も。
性格の問題もあるのかもしれませんが、勉強不足や能力不足のことが多いです。
勉強というのは学校の勉強とか学歴の話ではありません。
しっかりと前向きに試行錯誤を繰り返しながら仕事と勉強をしている人、まわりから評価されている人でそんなことを言っている人、私は見たことも聞いたこともありません。
わかりやすく言うと、まともな人はそんなこと言わないということです。
飲み屋で愚痴を垂れ流している人達も同じですね。
文句を言いたくなることや嫌なことはいっぱいあると思いますが、人が人を評価するなんてなかなかできることではありません。
愚痴を言いたくなっている時点であなたには人を評価する能力がないということです。
愚痴を言ってる暇があったら前に進みましょう。
愚痴や文句を1年間言わない!それだけでも時間の節約になり、勉強や仕事も進み、考え方も変わり成長できると思います。

この記事を書いた人

山口 健一