褒められて伸びる人と叱られて伸びる人!の話

説教
褒められて伸びる人と叱られて伸びるタイプの人がいるらしいです。

叱られて伸びるタイプ

大多数の人はこちらなのではないでしょうか。実は少数派だったりしますか?叱られると書くと聞こえは良くないですが、失敗している部分は間違っている部分を指摘してもらっているということですよね。
自分で気付くよりも先に間違いなどを教えてもらうことができるので、仕事を覚えるのは早いと思います。自分で考えることができる人、自分で考えたいと思っている人は他人や上司などから教えてもらったり、間違いを指摘されることはありがたいことではありますが、非常に悔しいことでもあり、悔しいですが学びのモチベーションがさらに上がります。
自分で学ぶとの姿勢でない人の場合は叱られている、怒られているだけと感じるのでしょうか。叱るのではなく怒りをぶつけてくるだけの人もいます。それはまた完全に別の話です。自分に非がないにも関わらず怒りをぶつけてくる人は聞き流すか無視をするしかないですね。どちらにしても時間の無駄なので、転職も含めてその人と関わらないで済む方法を考えるべきです。
私の場合は叱られるということは教えを受けているという解釈なので、叱られすぎる状況は手取り足取り全てを教えてもらっているのと同じで、それによっての成果物に対しての喜びは極端に少なくなります。だって自分で考えたのではなくて、教わったとおりにやっただけなんですから。

叱られて伸びるタイプへの接し方

怒られたり、嫌な言い方をされるのが好きなわけではないので普通の言い方で言うべきです。叱るというより負荷をかけるという感じが良いと思います。様子を見ながらになりますが「生かさず殺さず」はさすがに負荷が強すぎるのでもう少し緩めで。適度な負荷をかけるとことで驚くほど伸びると思いますが、教えている方が適度と感じている時はやりすぎになっていることが多いので注意が必要です。
負荷をかけた方が伸びますが、限度を超えると本気で病んでしまいます。

褒められて伸びるタイプ

褒められて伸びるタイプというのは褒められると伸びるのではなく、否定されたりダメ出しをされると気持ちにダメージを受けたり、間違いを指摘されたり自分を否定されることが嫌なタイプ。
褒められて伸びるタイプは天才型とか直感型とか言われることが多いですが、何をやっても非常に伸びるのが遅いタイプと言えます。芸術家のような仕事の場合は全く問題ないと思いますが、積んでいかなくてはいけない大多数の仕事においては、非常に伸びが遅く、周りも気疲れをしてしまうことが多いので悪影響が多いタイプです。

褒められて伸びるタイプへの接し方

面倒くさいですが褒めて機嫌良く、気分良く仕事をしてくれるようにするしかないですね。叱るとモチベーションが下がってさらに仕事効率が落ちてしまうので叱るわけにもいかず。優しい言い回しで諭すしかないのでしょうね。このタイプへの接し方は苦手な人が多いのではないでしょうか。

叱られて伸びる人になりましょう

どう接するかというより、自分がどのタイプであり、どのタイプになるべきかを考えるのが正解だと思います。自分のことを褒められて伸びるタイプだから!と思っている人、それはそれで良いですが周りからしてみると非常に面倒くさいと思われている可能性が高いです。間違いを指摘したり、より良い方向や方法のアドバイスも躊躇されてしまうことが多いはずです。
自分は褒められて伸びるタイプだから!とみんなに吹聴することで嫌な言われ方をすることは減りますが、人生としては大きな損失をしているはずです。少しずつでも褒められて伸びるタイプから叱られて伸びるタイプへと変わっていくことで、人生がもっと楽しくなります。

褒められることを喜べない人になれ

褒められるということは良いことばかりではありません。とてもレベルの低いことを成し遂げた時に褒められたら嬉しいでしょうか。褒められるということは自分に対する評価に対して、どれだけのことを成し遂げたかということだと思います。ひねくれた捉え方との考え方もあると思いますが、褒められてばかりということは、それだけ元の評価が低いということです。
できて当たり前の人に対しては誰も褒めません。それが普通なんですから。それ相応のレベルのことができて当たり前という状態を目指すべきです。できて当たり前の状態になるということは、褒められない人になるということです。褒められて喜んでいるようではどうしょうもないと思える自分でいたいです。自分に対してのメッセージになってしまいましたw

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。