年末年始の挨拶、カレンダーなどを持って得意先をまわって年末の挨拶。そして年が明けてすぐにまた年始の挨拶。
年賀状がいるかいらないかという議論。いるかいらないかで考えたらいらない!と考えている人が多い昨今、年末年始の挨拶まわりは年賀状とは次元が違うくらい不必要で邪魔な存在なのではないでしょうか。
挨拶に回る人の手間も相当ですし、挨拶に来られた方も今後の取引をしたくないくらい邪魔で面倒と感じてしまうのが年末の挨拶です。
年末の挨拶回りは必要か
私は必要ないと思います。年末の意味のない挨拶回りをしないと取引が継続できない会社との取引は長い目で見るとデメリットの方が多いと思います。
挨拶回りに使う時間と手間。コストのかかるカレンダー。もらっても捨てるのが面倒なカレンダー。邪魔なものを持ってきて無駄な時間を潰しにくる挨拶回り。
無駄であるどころか取引先の時間を無駄に使ってしまう会社との付き合いは考え直した方が良いと思います。
昔と違って今は思考が足りない会社は衰退していき崩壊します。昔は商店街のように去年と同じ今年、昨日と同じ今日を繰り返すだけでぼろ儲けできました。今は思考が足りない企業は崩壊してしまうのです。
挨拶回りに来られて、その対応をすることに負担を感じない企業が儲けることができると思っているのでしょうか。
年末年始だけでなく、いつであっても意味のない訪問は訪問先にダメージを与えます。そして意味のない訪問を嫌がらない取引先はダメな取引先だと思います。そのことを探る意味では年末年始の挨拶は有用です。
しかし年末年始の無駄な挨拶に訪問することでダメな取引先、邪魔な取引先と認定されて切れられてしまうリスクは十分に考慮して訪問するべきです。
年賀状もやめるべきなのか
年賀状のやり取りも非常に面倒ではあると思いますが、使う時間を考えると年末年始の挨拶の方がお互い無駄にしてしまう時間の桁が違いすぎます。年末年始の挨拶は本当に邪魔です。相当なお金をもらわないと割が合いません。もらっても割が合いません。
年賀状作成や送付も手間や時間がかかると思いますが、嫌だったらやめればいいだけですし時間と手間のかかり方はリテラシー次第。異常な手間がかかるのであればリテラシー不足ということです。
担当者のリテラシーを上げる手間や、今現在の面倒な時間と手間を考えて無駄と感じたら年賀状の送付をやめればいいだけです。
取引先も今時年賀状が届いた届かないで取引状況を変えるとこなんてないと思います。もし年賀状送付が仕事に影響してしまうことがあったらそんな取引先との取引はすぐにでもやめるべきです。
年賀状も年末年始の挨拶も手間をかけず、一番大事なのは取引先の都合や気持ちを考えて本当に必要なのかどうなのかということです。
現実は社風、意味のない会社の方針に従うしかない状況だとは思いますが、従うにしても訪問先の会社には想像している以上に迷惑で邪魔だと思われているということを認識するべきです。
効率良くまともに仕事をしている会社ほど年末年始の無駄な挨拶訪問は今後の付き合いに深刻な影響を与えてしまうほど無駄で邪魔な行為です。
年末年始の挨拶訪問は年賀状以上に完全禁止にするべき行為だと思います。