LINEを仕事に使うことのデメリット???の話

LINE
前回、仕事でLINEを使うことのメリットとデメリットについて書きました。
LINEを仕事で使いたくない人の思考!の話
グループLINEの話を書こうと思っていたのですが今回は書き損ねてしまったLINEのデメリット、おそらく大多数の人が感じていることを書きます。

仕事とプライベートの境目

仕事とプレイベートの区切りがなくなることが嫌と感じる人が多いと思います。
時間や曜日に区切りがなくなり、LINEで連絡がきた場合は既読にすると返事をしないわけにいかなくなり、だからといって無視をするわけにもいかず、結局お休みの日であっても対応をすることになってしまう。
大多数の人にとってこの部分はLINEのデメリットと感じてしまうことだと思いますが、本当にLINEのせいなのでしょうか。
LINEには通知や既読のシステムがあるので、他のツール以上に無視をしにくい状況になってしまいますが、根本的な問題はLINEではないと思います。
LINEがなければメールや携帯メール、携帯電話に電話がかかってくることになります。LINEを送るよりも連絡をする敷居は高くなりますが、必要な仕事の連絡であればLINEがなくても別のツールで連絡がきます。
仕事上必要な連絡が就業時間外や就業日以外にこないことは翌日以降に影響を与えてしまう可能性があります。

就業時間外や就業日以外に仕事の連絡がこないことのメリット

仕事とプライベートの境目がハッキリとしていて就業時間以外は仕事のことを何も考えなくて済みます。仕事とを全くしないで良い状態です。

就業時間外や就業日以外に仕事の連絡がこないことのデメリット

翌日の仕事や休み明けの仕事開始時に仕事がとんでもないことになっていたことに気付くことになります。良くも悪くもです。
良い連絡も悪い連絡も入らないので、良い連絡だった場合は商機やチャンスを逃すことになり、悪い連絡だった場合は危険やトラブル回避の機会を失ったり対応の遅れで深刻度が増してしまうことになります。
みんなこんなデメリットがわかった上で、就業時間と就業時間外の区切りや境目をつけたいのでしょうか。デメリットが大きすぎなのでこのような状況にならないように就業時間外であってもやり取りしておいた方が良いと思うのですが、そう思っている私は少数派のようです。

会社員は仕方ないのか

休日が土日祝日など、曜日や日にちなどで決まってしまっているとそうなってしまうのかもしれませんね。会社員として雇われている身だと仕方ない部分もあり、責任を負いきらないで良い部分もあるので就業時間と就業時間外の区別をハッキリとさせたいのでしょう。
一生従うだけの会社員を続けるのであれば、その選択も良いと思います。しかしいずれは独立して起業したいという気持ちがあるのであれば考え方を変えるべきです。
わけのわからないセミナーにいくよりもこの辺のロボットのような会社員気質を変えていかないと、その前におかしいと思わない人は起業に向いていないと思います。

自分で会社経営した場合

休みなんて気にならなくなりますし、休みを気にしているようだとなかなか厳しいです。
自分で起業をして仕事をする場合は好きなことをする場合は仕事時間はあまり気になりません。疲れたり眠くなったりは当然ありますが、やらされているのではなくて、やりたいことを達成させたくてやっているので身体は疲れても気持ちは元気で楽しいです。
これは私だけでなく、会社経営をしている人の多くがそう思いながら仕事をしていると思います。仕事という名の遊びと言っても言いすぎではないと思います。
サーフィンが大好きな私の場合は波がない日はずっと仕事をしています。サーフィンをするためというわけではないのですが、サーフィンができないのだったら仕事をしているのが楽しくて快適な時間だからです。
波が良い時、どうにか仕事の都合がつく時は曜日や時間関係なくサーフィンに行ってしまいます。仕事の都合で無理な時は行きませんが、やりくりがつく時はサーフィンをやりに行きます。
土日祝日は海が混んでいるので、平日に波の良い日がありサーフィンをして土日祝日は仕事をしているというのが私にとってはベストな状況です。
土日に仕事をしているとしても、誰よりも仕事量が多く仕事内容が濃かったとしても平日に趣味を楽しんでいると書いたり言うと角がたつので内証にしている人が多いと思います。

仕事とプライベートの区切りがない人にはデメリットがない

ここで話が最初に戻ります。会社員にとってはデメリットである境目のなさ、会社経営者にとってはデメリットではありません。
元から境目などありませんし、境目があると逆に困ってしまいます。土日祝日であっても仕事上必要と感じたことは連絡しますし、時間も関係なく連絡します。時間により通知が嫌な時間帯がある人は時間設定などで通知を切れば良いだけです。
よく夜中や早朝などの連絡は失礼だと書いている人を見ますが、そんなのは通知の設定をすれば良いだけ。そんな風に思っている人とは仕事にならないです。
その代わり私への連絡も曜日や時間問わず、連絡したい時には連絡をするように伝えてありますし、私はそのことを望んでいます。手遅れになると後が処理面倒ですから、困って私に連絡した方が良いかも!って少しでも思ったらまず連絡してもらいたいと伝えてあります。
いつでも対応できるわけではないですが、対応できる状態になった時に即対応します。これが楽しかったりするのです。
ここまで書いてみて思ったのですが、やはり好みや趣向や思考次第ですね。何が良いとか、どっちが良いとかではないですが、マッチングが悪いと不愉快な思いをしてしまうことが多いですね。
悪いのはLINEではなく、LINEの使い方でもなくマッチングなのです。

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。