テレワークってテレフォンなんとかの略語ですか?の話

テレワーク
今日の永江さんのブログはテレワークのことについて書かれていました。
平成30年版情報通信白書による、日本でテレワークを進めるにはどうすべきか

永江さんのブログの中で、テレワークのことについて書かれている他の人のブログも紹介されていました。


両ブログ共にエビデンスがシッカリとしていて読みやすく、興味深く読ませて頂きました。

私もエビデンス付きで書こうと思ったのですが、まずその前に零細企業や中小企業はテレワークやICTツールどころではない現実のことを書くことにします。

情報通信白書からのエビデンス付きの投稿は別投稿で書きます。

テレワークを知ってる人はどれくらいか?

テレワークの認知度割合
総務省の資料によりますと35%の人がテレワークの意味を知っていると答えています。

非常に認知度が低い状態です。

「言葉を聞いたことがあるが、意味を知らなかった人」が同じく35%です。

きっとこの35%の人達はテレワークは「テレフォンワーク、テレホンワークなんたらかんたら」とかの略語だと思っているのではないでしょうか。

エビデンス無しです。

書こうと思ったことを先に書かれてしまいました。


私もテレアポみたいだと思いましたし、テレワークという言葉は直感的でなく、わかりにくい言葉だと感じました。

普通に聞くとテレフォンが関係していると思ってしまう人が多いと思います、テレワーク、電話のお仕事か?みたいな感じです。

テレワークとはなんなのか?

tele workとは離れた場所を表すtele働くことを表すworkをつなげた造語です。何かを略した略語ではないのです。

テレワークとは職場など一定の場所に縛られずにどこでも仕事ができる勤務形態のことを意味します。

わかりやすく言うと在宅勤務のことです。

フリーランスは個人事業主ですのでテレワークではありません。

テレワークは雇用契約がある形態のことを指します。

テレワークの普及にはICTツール活用が不可欠ではありますが、そのことに関しては別投稿で書きます。

零細・中小企業のリテラシーの低さの現実

業種や経営者の年齢にもよりますが、一般的にリテラシーは気絶してしまいそうなくらいの低さです。

ツールどころかパソコンを普通に使える状況ではありません。製造業、建設業、小売店などは特にリテラシーが低い業種です。

何度も同じ作業を繰り返す運用方法

タイムカードがあり、データも連動していても手書きでの修正が必要な運用方法であったり、タイムカードすらなく出勤簿が手書きだったり。

そして手書きからエクセル出勤簿への手入力、そしてエクセル出勤簿を見て給与計算アプリに手入力という時間の無駄と間違いを誘発する運用方法だったり。

エクセルが会社の基幹システムとなっている現実

プロジェクト管理など何もかもがエクセルで作られていて、保存場所がちらかっている状態。

社内では共有されていても外にいる時にはアクセスすることができないので、エクセルファイルやPDFファイルをメールで現場の人に送信。

修正が入るたびにメールで再送信。

それもキャリアメールを使っての送信が主だったりします。

スマホの設定もままならないという現状

スマホにPCメール送受信の設定をすることさえできない人が大多数なのです。

これはどういうことかと言うと、ググルということを知らない、やらない人が大多数ということです。

ググれば出てきますので、その通りにやれば良いだけです。

未だにググることを知らない人が大多数であるという現実。

ICTツールなど夢のまた夢です。

LINEが救世主になりそうでならない理由

LINEは使っている人が多いので、グループLINEを有効利用すれば少しは仕事がやりやすくなると思いますが、リテラシーの低い会社がスマホを支給するはずもなく、プライベートのLINEを仕事に利用することに抵抗ある人も多く、なかなかLINEの運用さえも難しい状況です。

PCでLINEを使えることさえ知らない人が多かったりもします。

パソコンを普通に使うことも困難

ツールや方法の話の前に、まずパソコンを普通に使うことができる人が少ないです。

ここで言う普通に使えるということはどの程度か。

文章にするのは非常に難しいのですが、少なくても自宅で自分が使うパソコンを自分で選択することができ、自分で必要なアプリなどのインストール、設定や通信環境なども自分で選択設定できる程度の知識は最低限必要です。

業種問わず、全ての業種の人に最低限必要な知識だと思います。

自分で自分のパソコンや通信環境の設定、もちろんWi-Fiも含めた設定くらいはできないと仕事にならないと思います。

仕事になっていたとしてもムチャクチャ遅いです。

知識ある人と比べると余裕で10分の1くらいの遅さだったり、もっと遅いことも珍しくありません。

どうしてリテラシーが高まらないのか

そもそもリテラシーの低い人は反応が遅いです。

LINEでも何でもかんでも遅い。

読めない時、返信できない時もありますが可能な限りすぐ読んで、即答をする。

この考え方がないのです。

即答をするのは相手のためというより自分のため。

自分が楽に効率良く生活をするために即答をするのです。

ボールはすぐに投げ返した方が相手に早く仕事を進めてもらうことができます。

効率を良くしたいとか、楽をしたいという方向の考え方がないのでリテラシーが高まることはありません。

直接売上や収入に結びつかないから

これが学ばない理由です。

パソコンの使い方を覚えても、ツールを使いこなすことができても売上が直接増えるわけではないからやらない。

確かにその通りではありますが、効率良く製品やサービス提供を進めるためや事後処理などは工夫をすればするだけコストと手間を抑えることができます。

上手く運用することで何人もの人が必要でなくなってしまうくらい効果がでるのです。

しかし、なかなかそこまで思考が回らない人が多いので、未だに社内にパソコンが沢山あってもIT化とはとても呼べない状況の零細・中小企業が多くなっています。

ICTツールやテレワークどころじゃないです。

もっと全然手前の部分から改善していかないと話になりません。

コンサルタント業務として仕事が成り立つか

リテラシーが低く、業務効率が悪い会社に業務改善コンサルをしたら仕事になるかどうか、儲けることができるか。

商売として需要はかなりあると思いますが、非常に厳しい商売になると思います。金額が桁違いに安く、コストパフォーマンスは最悪だと思います。

そこに価値を感じていないから

現在リテラシーが低い状態である理由は、そこに価値を感じていないからです。

価値を感じていない部分にお金を出すかどうか。

価値を感じさせる営業活動をすることができれば良いのでしょうが、コストパフォーマンスはとても悪いです。

溝の深さと幅の大きさは言葉では表せないほどです。

会計事務所で働いてた昔や、会計コンサルタントの仕事をしている今も業務効率の悪さを感じることが多々ありました。

でも放置です。商売には全くなりませんし、中途半端に口出しをすべきことではないと思っています。

まずはリテラシーと知識がもう少し上がってからでないと、中途半端なアドバイスや助言はお互いにとって辛いものになってしまいそうです。

特に私が辛くなりそうなので放置なのですが。

タイトルも書き出しもテレワークの話でしたね。

私もテレワークの経験あります。時間も成果物も具体的な決まり事も何もなくという感じでした。

信頼関係が非常に深いからこその仕事形態だったのだと思います。

テレワークですのでもちろん雇用関係でありました。

テレワークとICTツールの話は別投稿でゆっくり書きます。

2020年5月21日追記
テレワークに必要なツールやサービス、危機について詳しく書きました。
テレワークに必要なソフトやツール、ビデオ会議に必要なWEBカメラなど今すぐ覚えておくべきこと!の話

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。