カルボナーラはチーズを増やせば味濃く美味しくなる?の話

カルボナーラ
カルボナーラが好きな人って多いのではないでしょうか。

自分で作ると卵がダマになってしまったり、チーズが固まってモサモサになってしまったりで上手く作れない人にとっては難しい料理と言われているカルボナーラ。

実はこのカルボナーラ、味の本質を理解せずに論理的に作ることができない人にとっては非常に難しい料理だと思います。

味が薄くまずいカルボナーラ

カルボナーラのイメージはチーズと卵と黒こしょう。

チーズと卵を意識して作るとダマダマ、モサモサになってしまうと思います。

そして味が薄く感じるので次回はさらにチーズを増し増しで。

チーズの量を増やすとさらにモサモサ状態になってしまいますが薄い味は濃くなることはなく、薄味のモサモサ。

そんな不器用な人はきっと卵もダマダマになってしまい、味の薄い卵ご飯のようなカルボナーラができあがってしまうはずです。

味が薄くてまずいですが、チーズの量がものすごいのでカロリーは強烈。

量にもよりますが、味が全然ないのに千キロカロリー以上の最悪カルボナーラーの出来上がりです。

ポイントはチーズではありません

なぜこんなことになってしまうのか。

理由は勘違いと思い込みと視点の悪さ。

カルボナーラの味はチーズ味であり、味付けはチーズですべきであり、味を濃くするにはチーズの量を増やす。

こう考える人が多いと思います。

しかし実はカルボナーラの味はチーズがメインではなく塩味です。

味は塩味ですがチーズの匂いがすることでチーズ味と錯覚しているだけ。

その証拠にチーズを増やしても味は全然濃くならないはずです。

塩分を含んでいるチーズを増やせば、その塩分の影響で少し味の濃さは増しますがチーズを足したから味が濃くなるという感じではありません。

具体的には塩味と昆布出汁の味と昆布の風味とチーズの匂い。

オマケに黒こしょうの味と香りという感じです。

チーズに見える物も実態は塩であるということです。

そもそもチーズ自体が味としては普通に塩味ですよね。

チーズの匂いがするからチーズ味に感じるだけで、味だけだと塩味です。

実態を論理的に考えることが大切

このように見えている物と実態が違うことは仕事上でも多いと思います。

本質を理解することができないと無意味なことを繰り返したり、逆効果になることをしてしまったりなど。

例えば、サイト作成について表面しか見ていない人が多いと思います。

サイトの構成をパクっただけでは全く意味がなく、文量と質を圧倒的なところまで高めていかなくては砂漠の中の自動販売機状態です。

私の仕事は会計コンサルタントなのですが、昔からサイト作成の相談を受けることが多いです。

サイト作成は本業ではないので断ることが多いのですが、依頼内容は見た目や雰囲気をパクってくれという依頼が多いです。

サイトの構成や見た目をそのままを真似するということです。

サイトは意味なく見た目を真似しても全く意味がありません。

何もしないでもアクセスがある最大手のサイトなら見た目だけの勝負もありかもしれませんが、普通のサイトは綺麗な写真や動画を配置しても、そもそもそこに人は来ません。

見た目を同じにして作ることはとても簡単ではあるのですが、誰も来ませんし売れないのがわかっていてその仕事を請けることはできず、さらに見た目を同じにするだけなら激安業者がいっぱいあるので、そっちにお願いするのが得策です。

かなりお安く見た目が希望通りのサイトが出来上がりますが、でも誰も来ないです。

アクセス数はビックリするくらい少ないと思います。

見た目を同じ感じにして欲しいとの依頼、実は未だにあります。

激安業者はそれで稼いでいると思いますし、私にも久し振りに最近似たような依頼がありました。

依頼というより、もし可能なら見積りをすぐ出してくれという話。

某有名小売店サイトのリニューアル案件。

目標売上金額は驚くほどの金額。

そんなものを私1人で作成や管理ができるはずない、という規模の話でした。

この規模の案件も可能で信頼できる方をご紹介して、打診をしたのかどうかもその後どうなっているかはわかりません。

ほどほどの金額の案件だとは思いますが、サイトを作ってくれとの話だけでしたらお断りされていると思います。

この某有名小売店のサイト、今どこだか書くことができないのが非常に残念です。

書ける時がきたら後日談も含めて追記で書きたいと思っています。

話がいろいろと飛んでしまいましたが、見た目や雰囲気だけで物事は判断せずに本質を見ないといけないという話です。

簡単で美味しいカルボナーラのレシピ

一応カルボナーラのレシピを!
これはパクリじゃなくてオリジナルです。
作り方は自分でググってください。
1人分
・パスタ1.6ミリ 80グラム
・にんにくチューブ 1センチ
・ベーコン ハーフベーコン4枚
・オリーブオイル 小さじ2
・※牛乳 100ml
・※卵黄 1こ
・※パルメザンチーズ 10グラム
・※黒こしょう 少々 4ふり
・※白だし 小さじ1
・※塩 0.5グラム
・ゆで汁 大さじ1

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。