消費税が2019年10月1日から10%に引き上がるとの投稿を昨日書きました。
消費税が10%に上がりそうです!の話
本当に消費税が上がるかどうか、疑心暗鬼に思っている人が多い状況だったので安倍総理としては10%に上げるとの表明をしないわけにいかない状況でした。
これでやはり消費税を上げずに8%のままで継続する!との表明をすれば大きなサプライズになる状況になりました。
10月15日の「予定通り消費税を10%に引き上げる」との表明がないまま、来年の3月頃になり「消費税は8%のままで引き上げをしない」との表明があってもサプライズになりませんでした。
今回10%に引き上げるとの表明をしたことで、上げなかった時のサプライズ度が大きくなりました。表明通りに上げても良いですし、選挙などの情勢によっては消費税の引き上げをやめてしまうことで支持率アップは間違いありません。作戦としては非常に面白いと思います。
消費増税「3度目の延期」の可能性は極めて低いといえる理由
このように3度目の延期の可能性が低いとの記事の方が圧倒的に多い状況ではあります。しかしこの時期に10%への引き上げを表明したことによる一番のメリットは、増税延期をした時のサプライズ度アップというのは間違いのないところです。
軽減税率に関しての運用方法や商品券配布を検討などなど、低レベルな議論をしているということも考えると増税延期になる可能性はそれほど低くないと思います。
選挙に増税延期の切り札を使うのか、運用を複雑で面倒なことにする党の意見をどこまで汲み入れていくのか、来年の春頃まで要注目です。