銀行紹介の会計事務所の営業話はこんな感じ!の第2話

会計事務所
つい最近、銀行紹介の会計事務所と営業打ち合わせの場に立ち会うという、一般的にはあまり経験をすることができない経験をすることができました。

信用金庫紹介の税理士との打ち合わせ

某信用金庫に相続対策を中心とした話を相談しましたところ、信用金庫と関係の深い会計事務所(税理士法人)の人に相談に乗ってもらうことになりました。
会社側は社長も含めた役員を中心とした4人、会計事務所からは税理士1人と職員が1人の計2人と信用金庫の営業の人が1人。合計7人での打ち合わせというか会合という形になりました。
話は税理士が話の説明をして、会社側はほぼ聞いているだけの状態。
たまに質問がありましたが、ほぼ税理士が説明を話し続けるという展開でした。

相続の話のはずが決算・法人税申告の話へ

相続対策の話での相談のはずだったのですが、相続に関係する話は微々たるもの。話はすぐに会社経営や決算など、元の相談とは違う話に。

緊急性と脅しの様な話ばかり

想定はしていましたが、あまりにも露骨過ぎる話の展開にただただ呆れるばかり。所々に緊急性を説きながら脅しを織り交ぜる。当然直接的なことは言いません。遠回しに、そしていろいろな解釈をすることができるようにお話されていました。
通信会社やOA機器の営業の人でしたら、不適切な言葉の1つや2つは当たり前だと思うのですが、税理士の話で不適切な発言が1つや2つや3つや5つ出てくるのは非常に問題があると感じました。
おそらくほとんどの人が同じ話を聞いても、同じ場にいても何が不適切なのかわからないと思いますが、私がその場にいるにも関わらず不適切な言葉は非常によろしくないと思います。
話の全てが嘘だったり間違っていたということではないのですが、数個であっても織り交ぜられるのは不愉快です。
緊急性が全くない状態にも関わらず緊急であると思わせる言葉、危険性がない部分に対して危険があると思わせる言葉。
知識がある人であり、金融機関や会計事務所という社会的信用がある職に就いている人の言葉としては軽率すぎます。
何よりもほとんどヒアリングをせずに話し続けたということ、金融機関も会計事務所もおごりがありすぎると感じました。
近いうちに銀行や会計事務所の真実を書こうと思っていたので、良いネタを提供して頂きありがとうございます。とても楽しく有意義な打ち合わせでした。

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。