会社の飲み会には種類がある!の話

飲み会
昨日は仕事の飲み会のことを書こうと思っていたら話がそれてしまい、仕事飲みを批判したり文句を言っている人のことを書いているだけで終わってしまいましたw
仕事の飲み会ネタに食いつく人を見て!の話

会社の飲み会の種類

会社や仕事関係の飲みの話はひとくくりにして語られたり、論議されることが多いのですが実は多種多様であり、ひとくくりにして論議できない話です。
大きく分けて会社の業務としての飲み会と部署ごとの飲み会、職場の人達や上司との飲み会。メンバーが同じであってもこの3種類は全く別物です。

会社の飲み会

会社が主催の飲み、会社の業務としての飲みは会社の命令に従う必要があります。この飲みは行きたいと行きたくないとかは関係なく参加する必要があります。
会社の忘年会などがこの種類に該当します。会社の業務であるので強制参加であり、業務であるので費用は全て会社が出すべきです。
福利厚生の意味で美味しい食べ物を食べてもらいたい、美味しいお酒を飲んでもらいたいという趣旨の場合と完全に業務としての飲み会があります。
業務としての仕事飲みの場合は本来残業代も支給すべきだと思います。業務としての飲み会の費用を全て会社が出し、残業代も支払うことでダラダラした感じがなくなり、有意義な時間になる可能性が高くなります。

このようなツイートがありました。親睦会や飲み会、社員旅行の費用を従業員が負担するということは業務ではなく社員の楽しみの場であることを意味します。業務ではなくプライベートということです。
会社としては従業員が飲み会や旅行に行きたがっている、全額は出せないけど会社が一部を負担してやる。という意味合いと意識があるのでこのようなことになっているのです。
従業員側の気持ちはどうでしょう。飲み会や旅行代の一部を会社が負担してくれることを嬉しく思っている人もいると思いますが、間違いなく少数派でしょう。
親睦会代や旅行積立金を給与から引かれることを不快と感じている人が圧倒的多数のはずです。親睦会や旅行に行きたくなくても、行きたくないことや給与から引かれることを拒否することは非常に難しいと思います。
親睦会や旅行を断れても会社にいにくくなります。給与から積立金を引かれることを拒否することはできますが、実際それをしてしまうと会社を辞めることになりますし、そのような状況であれば会社を辞めた方が良いと思います。
原則として強制参加をさせる会社の飲み会や旅行は会社が全て費用を出すのは当然であり、その時間に対する対価を支払う検討をするべきです。
従業員は会社の強制参加の飲みなどの行事にもかかわらず、会社が全額費用を出さない場合は堂々と文句を言うべきです。言えないのであれば我慢するか会社を辞めるしかないのです。選択はたった2つだけです。
我慢しておいて外で文句言うのはやめた方がいいです。それは我慢ではなく言えないだけなのですから。

部署ごとの飲み会

部署の予算(結局会社が出してくれるということですが)として歓送迎会などに一部費用負担をしてもらえることがありますが、原則として部内の歓送迎会や忘年会は業務でないと言うこともあり個人負担でやることになります。
会社の飲み会と、この部署などの飲み会の話が混同してしまって区別がついていない人が多いと感じています。
部署ごとの飲み会は部や会社から一部費用負担をしてもらえることがありますが業務とは言えず、参加するかどうかは自由です。断りにくいのもわかりますが、プライベートな飲みです。
上司や同僚との関係で難しい部分が多々あると思いますが、嫌なら断ればいいですし行きたければ行けばいい。ただそれだけです。
断ることで関係を維持できないと判断するのであれば行くしかないと思います。断ることができないことを不満に思うのであれば、その不満は会社や誘ってくる人にではなく自分にぶつけてください。
会社の業務と違い、参加は義務ではないので自分次第でどうにでもできることです。参加しないことで仲間はずれにされてしまうような会社であれば辞めてしまえば良いだけです。
辞めるのが嫌だったら仲間はずれを耐えるか、嫌な飲み会に参加をするか。この場合であっても選択肢は少ないです。
不満があるのに無駄に我慢をしてグダグダ文句を言っている時間や疲労は非常にもったいないです。

職場の人達や上司との飲み会

これは部署の飲みと全く同じで業務ではないので好きにすれば良いのではないでしょうか。書きたいことは部署の飲み会とほぼ同じです。
行きたければ行く、行きたくなければ行かない、断れないなら我慢して行く、断って仲間はずれにされたら会社を辞めるか我慢して働き続けるかのどちらか。この中から選ぶだけです。

仕事の飲みはどうするべきか

私が仕事飲みに誘われた場合

私自身が仕事の飲みに誘われる場合は行きたければ行く、行きたくなければ行かない。ただこれだけです。
仕事の関係上、行かないから仲間はずれとかもないですし、行きたくない飲みを断ったことで仕事を切られたら、それはそれでどうでもいいです。意味のないことはしたくないのです。

私が仕事飲みに誘う場合

逆に仕事の飲みに誘う場合というのはほとんどないです。仕事の話をしたい時は酒を飲まないで昼間に打ち合わせをした方が効率が良いので、仕事を本当に進めたい時に飲みに誘うことはありません。
誘う時のメインの目的は遊びですね。仕事の話も少しだけしますが、飲みに誘う時は遊びがメインです。断れても全然気になりません。
私の場合はこんな感じですが、きっと大多数の人には難しいことなのでしょうね。

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。