お金持ちってどんな人なのか!の話

お金持ち
お金持ちってどんな人でしょうか。
お金をいっぱい持っている人、高い家に住んでいる人、タワーマンションの上の方に住んでいる人、高い車に乗っている人、高くて美味しいお店によく行く人、イメージ的にはこんな感じでしょうか。
でもこれはお金持ちではなく、お金をいっぱい使っている人ですよね。
お金をいっぱい使っているからお金持ちとは限らないのではないでしょうか。
お金を沢山使える人、どんな人でしょう。
動かせるお金が多い人、収入が多い人ということになると思います。
お金持ちなのか、資産家なのかは全く関係なくお金を動かせることが多い人。
わかりやすく言うと借金が多い人イコールお金を動かすことができることができる人、お金を沢山動かしている人ということです。
資産が沢山あり、借金など負債がある人はあまりお金を動かさないことが多いです。
欲しいものは買い尽くしていますし、資産と比べて負債が少ないとストレスも少ないのでお金を使ってストレスの発散をする必要もないんです。
借金が多い人はお金を動かし、派手にお金を使うことが多いと思います。
収入が多いからこそ借金をすることができるということなので、限られた人にしかできないことではありますが、派手にお金を使っている人の生活はみんなが想像しているほど良いものではないことが多いです。
TwitterやInstagramのフォロー、フォロワーの関係と同じで資産と負債の差引で実際にお金持ちかどうかの判断をするべきだと思います。
借金を返済していくことを生きるモチベーションの元とするという考え方も数多くありますが、私はそんなおかしな理由付けで負債を負いたくはありません。
借金しなくても問題があるほどモチベーションが落ちることないですし、そうしないとモチベーションが上がらないのなら、長続きすることなく破綻してしまうと思います。
毎月300万円自由に使えるお金があり、貯金と手持ちの不動産の時価の合計が1億円、借金が5億円あった場合はお金持ちと言えるのかどうか。
まわりから見たら、ものすごいお金持ちの人に見えると思います。
収入と資産と負債の割合がこんな感じの人ってかなり多く、まわりからはとても見栄えが良くて大金持ちに見え、幸せそうに見えます。
負債が多くても収益力が高ければ全く問題がないとの考え方もありますが。
メンタルへの負担はかなりのもので、外から見ているほどは幸せでないことが多いと思います。
裕福な生活、最初は幸せだと思いますが時間が経つとそれが普通になってしまい、幸せでなく普通になってしまいます。
もっと良い思いをしたくなってきて、この欲求はきりがないと思います。
食べ物だけに限っても、高価な美味しいものを食べた時は幸せを感じますが、毎日続くとそれが普通になってしまい、全然幸せを感じなくなってしまいます。
少しでも質が落ちた物を食べると不幸せな気持ちになってしまうので、お金持ちの贅沢な食事が幸せなのかどうかはかなり微妙なところだと思います。
やはり我慢をいっぱいして美味しいものを食べる。
喉の渇きを限界まで我慢した後の水。
焦らされて焦らされて、限界まで焦らされての絶頂。
これが幸せなのではないでしょうか。
皆さんはお金持ちを目指したいですか?

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。