よく聞くSNS疲れってなに?の話

SNS
定期的にSNS疲れというニュースや記事が流れてきます。SNS疲れとはなんなのでしょうか。
芸能人や有名人などがものすごい量の誹謗中傷を受けてしまうこと。これはTwitterやInstagramで一般人が有名人に直接コメントをすることができるようになったことが原因です。
これは限られた一部の人達だけに起きている問題で、世の中の90%以上の人は炎上さえすることもなく、誹謗中傷のメッセージが届くこともありません。存在していることすら気付かれていないのですから。
これはSNS疲れではなく、妬みなどの気持ちが元になり便所の落書き的な感じで誹謗中傷や文句が有名な人に向かってしまっているだけです。
これはSNS疲れとは違うと思いますし、便所の落書き的なことは書いても意味ないのでこっちの話は無視します。

一般人のSNS疲れ

芸能人や有名な人以外はこっちの区分になります。何を書いても誹謗中傷などのメッセージなどがこないのに疲れてしまう人達のことです。

一般人はSNSの何に疲れるのか

名前や年齢、仕事内容や仕事時間など全ての事に関して偽り続けるのが疲れるのではないでしょうかw
人ってそんなに頑張っている人はいないですし、頑張り続けることはとても難しいです。TwitterやFacebook、Instagramを見ると優秀で裕福な人ばかりです。
周りを見渡してみて、そんな優秀な人達っていますでしょうか。リアルな世界ではSNSに投稿されているような優秀な人はいないのにSNSの世界では優秀で頑張っている人が溢れかえっています。
これが疲れてしまう一番の理由なのではないでしょうか。こうあるべき、こうありたいと思っている自分の一部分を切り取ったり、理想に近い方向に投稿する。投稿も疲れますがコメントが入ってしまうと元の投稿が嘘に近い状態なのでコメントはさらに苦しいことになってしまいます。
元の投稿は嘘と言ってしまうのは語弊があり、少し言い方が悪くて違うと思いますが大きな区分で考えると嘘が多いのだと思います。
以前、なんのためにFacebookをやっているのか!という投稿をしました。その時にも書きましたが目的もなくSNSをやっていると実際とは違う自分を投稿し続けることになり、そんな投稿を見た知り合いや友達はうんざりとする。自分の投稿でもうんざり、流れてくる知り合いの投稿を見てさらにうんざり。疲れるに決まってます。

SNSをやっている目的は何か

Facebookの場合

不特定多数の人に対しての自己顕示欲だったり、友達や親戚や知り合いに近況報告をしたかったりということが多いと思います。
Twitterと違い、Facebookは愚痴や文句や辛いことの独り言は少ない場になっています。
不特定多数の人に対しての自己顕示欲が目的の場合は疲れてしまうことは少ないです。仕事であったり趣味であったり、自分の好きなことや信じていることを書き連ねていたりサイトを紹介したりしているので楽しめていると思います。
このことが目的で疲れてしまっているとしたら、時間も何もかもが無駄なのですぐやめた方がいいです。時間の無駄です。Facebookなんてやっている時間があったら好きな仕事や趣味に没頭しいてる方が楽しいですし幸せですし有意義です。
Facebookで疲れてしまう人は見られたくない友達や知り合いに見られたりコメントを入れられたりすることが苦痛なのでしょう。やり取りをすることが普通になってしまっている状態から不愉快な人を切り離したりするのは非常に難しいことだと思います。
一度つながってしまい、コメントのやり取りをする関係になってしまうと変えることは難しいですが、良くても良くなくてもいいね!を付ける習慣は簡単に変えられます。
いいね!をすると自分の友達やフォロワーのタイムラインに「いいね」をした投稿が流れてしまうことがあります。自分の友達のタイムラインに流れてしまうことを意識していいねをするべきです。そのことを考えたらそう簡単にいいねは付けられないと思うのですが、何も考えずにタイムラインに流れてきた知り合いの投稿の全てにいいねをしている人の多いこと。
全てにいいねをする習慣があるとFacebookはとても疲れてしまいます。まずは自分の友達に迷惑をかけないためにもいいねは本当に良いと思った投稿だけに付けるところからスタートしましょう。
投稿は楽しい生活や毎日をアピールしたいのだと思いますが、人の楽しいを心地良く思う人って実はかなり少ないというのが現実です。たまになら良いですが楽しそうな投稿がいっぱいだとイライラしてくる、残念ながらそれが現実です。
だから自分も楽しそうな投稿をする。それを見てまた別の人が・・・と無限ループ状態になります。リア充自慢、リア充アピールのツールとしてFacebookをしているといいねの付け合いも含めて非常に疲れるだけでなく、時間の無駄でもあります。
Facebookのオススメの使い方は以前に書いた通りです。本当に仲の良い友達同士だけでの近況報告。偽ったり疲れたりしない本当の友達とだけの近況報告ツールとしてはかなり使い勝手の良いツールです。
なんのためにツイッターやフェイスブックをしていますか?の話

Twitterの場合

Facebookと比べると独り言や自己完結的な感じで使っている人が多いと感じています。これは私のツイートも同じような感じです。
Twitterをやっていて疲れるパターンは自己完結的な独り言に対して炎上気味に批判メンションが多めに届いた時だと思います。
ツイートした本人はお前に言ってない!嫌だったら読むな!との思いですが、批判メンションを送った側からしてみると公の場に公開しているのだから違う意見の人から別の意見のツイートを送られても当然と思っています。
こんな嫌な感じのメンションが届くとこで疲れてアカウントに鍵をかけるようになり、鍵をかけるとほぼ独り言状態になってしまい使わなくなってしまう人が多いです。
鍵をかけた状態で親しい友達とだけTwitterを続けている人もいますが、その使い方だったらFacebookでセキュリティー設定をしっかりとして使った方が楽しめると思います。
誰かに反応されると嫌になり、誰にも反応されなくても嫌になるのがTwitterなのではないでしょうかw

Instagramの場合

炎上したり、嫌な感じのコメントが殺到したりするのは芸能人などの有名人だけなので、Instagramの場合は疲れてしまうことは少ないのではないでしょうか。
男女問わず、自撮り写真が好きで多く載せている人に対しては非常に辛いコメントが書かれて嫌になってしまうこともあると思いますが、基本的にInstagramは便所の落書き的な理不尽な暴言コメントが少ないSNSです。
Instagramに飽きてしまう人はいても、疲れてしまう人はあまりいないのではないでしょうか。
Facebookと同じように自己顕示欲や自慢的な写真が多く投稿されていますが、Facebookと比べると圧倒的に嫌なコメントが入ることが少なく、メンタル弱い人でも使いやすいSNSだと思います。

結局SNSって

プライベートとして使っている人は遊びなのだから深く考えずに適当が一番だと思います。
もし少し考えるのであれば、人の幸せや楽しんでいる状態を幸せや楽しいと思う人は世の中にはかなり少ないということは意識するべきだと思います。
自分の生活が充実していればそのような妬みや、嫌な考え方にはならないと思うのですが。実際は充実していなくて妬みの気持ちが大きい人の方が多いというのが現実。
と、考えると炎上やSNSをやっていて疲れてしまう自分の気持ちの理由などもつじつまが合ってくるのではないでしょうか。
SNSで疲れたり神経をすり減らすなんてもったいないです。適当に楽しみましょう。

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。