忘年会や慰労会は必要か?の話

忘年会
会社の忘年会や慰労会は必要ではないという意見が大半だと思います。忘年会や慰労会は不要であり迷惑であるということが書かれているサイトやブログが山ほどあります。

忘年会を拒否するのなら毎日の意思疎通をするべき

私も基本的には忘年会や慰労会は必要ではないと思います。しかしそれは慰労会などをやらなくても意思疎通がしっかりとできている場合。

上下関係や年齢関係なく、普段の意思疎通をすることもなく、仕事もまともにやらず、忘年会や慰労会なんてふざけるな!と文句を言っている人が多いと感じています。

文句や意見を言うことは必要だと思いますが、やるべきことをやってから言うべきです。

忘年会や慰労会を否定している人達に問いたいのですが、毎日の仕事の中で最低限の意思疎通はできていますでしょうか。

慰労会や忘年会などの提案があるということは会社や上層部だけの問題ではなくて、意思疎通をしないあなた達にも問題があるのではないでしょうか。

意味のない飲み会に連れ回すおっさん達が多いということはよくわかっています。しかしそれと同じくらい何もせずに文句ばかり言っている人も多いというのが現実です。

好き好んで無駄な忘年会や慰労会をしている人達がどの程度いるかどうか。

意味なくやりたい人も多いと思いますが、やりたくない人が多いというのも現実。

そもそも仕事中に意思疎通ができない人達が忘年会や慰労会をしてわかりあえるかどうかというところは非常に大きな問題だと思っています。

忘年会や慰労会をしないと意思疎通ができない仕事のやり方、人間関係など性格の不一致など、基本的な部分で継続的に働くことができない状況ということなのです。

ネタとして忘年会や慰労会のことは文句を書きやすく、経営側や上司側よりも下の人の方が発信能力が高く読む人も多いので忘年会は無駄とかなくすべきという記事は指示されることが多いですが、本当にそれが現実なのでしょうか。

忘年会や慰労会が必要だとは思っていませんが否定記事のあまりの多さには疑問を感じます。

結局文句を言い放つだけで解決策や問題点はうやむやのまま、無駄に忘年会や慰労会を開催している人達とどっちが良いのか悪いのか、私からしてみればどっちもどっちでダメに見えます。

考えるべきことは忘年会や慰労会の有無ではなく、お互いの意思疎通能力や仕事能力が足りないということ。

その不満を持ちながらの仕事継続は効率が悪く、お互いにとって不幸せな時間を過ごすことになると思います。

自分に直すべき点があればすぐに改善すべきです。

自分に直すべき点がないのであれば、忘年会がどうのとか慰労会がどうのとか文句を言っていても意味がないのですぐにで職場を変えるべきです。

普段の意思疎通ができていれば忘年会も社員旅行も必要ない

結局普段意思疎通が取れていれば忘年会をやる必要はありません。

日常業務で意思疎通ができないのであれば忘年会をやっても意思疎通ができるわけがありません。これは社員旅行や慰労会など会社の行事全てに当てはまることです。

美味しいものを食べさせたり美味しいお酒を飲ませることで意思疎通を進めたり、従業員から経営者が好かれたり好意や信頼を増すことなどないのです。

部下と上司の関係もまた然りです。

大切なのは毎日の業務、仕事です。部下や従業員は毎日上司や経営者の言動を注視しています。

意思疎通を進めたいのならば忘年会や社員旅行に力を入れるのではなく、毎日の自分の仕事ぶりや言動と意思疎通に力を入れるべきです。

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。