高すぎる複合機、定価300万円で120万円値引きとかバカか!の話

複合機

複合機ってなんなのか

未だにオフィスに複合機があるところが多いのでしょうか。複合機とは分かりやすく言うとコピー機のことです。昔のコピー機はコピーをするだけでしたが、今のコピー機は見た目は昔とあまり変わっていませんがデジタル複合機と名前を変え、パソコンやスマホからのプリント、スキャナー機能とFAX機能が付いています。

複合機のお値段

価格設定がかなりメチャクチャということを知ってますか?
定価が300万円で値引きが120万円で180万円。5年リース契約にすることが多いので180万円×2%で3.6万円。これに消費税を加えて月額38,800円の60回払い。
定価が200万円で値引きが80万円で120万円。5年リースで月額25,920円の60回払い。だいたいこんな感じです。高いのだかなんだかわけがわからない状態です。
私は完全にぼったくり価格だと思っています。4割引から5割引が当たり前の価格設定、A3サイズまでのスキャナー付きプリンターが安くても100万円前後。普通に考えておかしくないですか?

複合機は必要なのか

オフィスにはコピー機が必要というイメージがあるのでしょうが、本当に複合機は必要なのでしょうか。もちろん必要なオフィスもあると思いますが、よく考えてみると複合機など必要でないオフィスの方がほとんだと思います。
コピー機能は必要ですか?念のためにコピーをとり、そのコピーは使われることなく無駄になってしまっているのではないでしょうか。スキャナーを使ってデータ保存や場合によってはスマホで写メをとるだけで済みます。
コピーは仕事には必要というイメージが勝手にできあがって仕事のやり方がおかしくなっているのだと思います。どうしても必要な時はコンビニに行けばいいだけです。
FAX機能、これは完全にいらないですよね。重要な取引先がFAXを使っている場合は送受信機能を確保する必要がありますが、そのために100万円以上もする複合機を用意するなんてバカげています。5万円ちょっとパソコンを買い、1万円弱のFAXアプリを買って、2千円くらいでモデムを買うだけで済みます。

モデムを知らない人多いのではないでしょうか。モデムはこんな感じで電話線を接続する機器です。
8万円あればどうにかなります。どう設定するかはそんなに難しいことではないのでググって調べてください。高い複合機を買うことに比べたらこの手間はほんの少しの手間です。
FAXが必要と考えている人にはデータ共有という考え方がありません。データなどは送るものではなく共有することで作業の効率が圧倒的に高まります。FAXを使っている人と使っていない人、仕事スピードの桁が違います。例えではなく本当に桁違いです。
そういった意味ではデータをメールやLINEで送り合う行為も非効率的です。データは送り合うのではなく、共有すべきです。
データの内容確認や校正など、プリントアウトをして紙で確認した方が早い作業はプリントアウトをすれば良いだけです。複合機ではなくプリンターがあれば用が足ります。
他に複合機でないとできないことはありますでしょうか。こうやって書くと複合機は必要な理由が私にはわかりません。

必要のないはずの複合機がなぜ売れるのか

これは情弱の人が多いからです。これに尽きます。今複合機を使っての作業、複合機がなくてもできますし、複合機を使わない方が効率が良くて早いです。複合機は紙を使っての仕事を前提とした商品です。紙を使わず、データ共有をすることで複合機は必要なくなります。
結局昔からのやり方を変えたくない人、新しいことを覚えたくない人、トライアンドエラーをしない人、仕事は昨日と同じことを今日もすれば良いと思っている人。こういう人達が今も複合機を買っています。
情弱ターゲットの商品は例外なく、業者にとってはドル箱商品です。ムチャクチャ儲かります。値引き額が常識とかけ離れたような額だったり率の商品は客をバカにしている商品です。そこで釣れると思っているんですから。

結論

複合機は必要ありませんw

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。