先日新型コロナウイルス対策として1人10万円の給付金条件と給付金申請方法が発表されました。
コロナ対策10万円の給付条件
2020年4月27日時点で住民基本台帳に記載されている全ての人が対象となります。
住民票を取得することができる全ての人、日本に住む日本人と在留資格を持ち住民票の届け出をしている外国人が対象になります。
もっと簡単に書くと個人番号が発行されている人で4月27日時点で生存している全ての人に給付されます。
コロナ対策10万円給付申請方法
住民票がある住所地に各役所から申請書が郵送で届き、銀行口座などの振込先を記載した申請書と本人確認書類のコピーを郵送にて返送することで給付金が振り込まれることになっています。
郵送でのやり取りになるので入金までに相当な時間がかかることが予想されています。
マイナンバーカードがあるとオンライン申請が可能
今までほとんど生活の役に立つことがなかったマイナンバーカードがついに役立つ時がきました。
マイナンバーカードを持っている人はオンラインで10万円の給付金申請をすることができます。
マイナンバーカード申請は面倒で手つかずになっていた人が多いと思いますが、今はマイナンバーカード申請もパソコンやiPhoneなどのスマホからオンライン申請ができるようになっています。
10万円支給のオンライン申請の影響で今後マイナンバーカードオンライン申請に皆が殺到し、サイトがつながりにくくなったり、申請後のマイナンバーカード発行に時間がかかってしまう可能性が高いです。
今すぐにマイナンバーカードのオンライン申請をしておきましょう。
マイナンバーカードオンライン申請方法
iPhoneなどスマホでのオンライン申請方法
iPhoneでもアンドロイドスマホでも全く同じ操作でオンライン申請が可能です。
1 個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書を手元に用意してください。この書類は個人番号通知書と一緒に届いている下記用紙です。
2 個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書のQRコードを読み取るか、下記サイトをタップしてスマートフォンによる申請方法サイトへと進んでください。
スマートフォンによる申請方法サイト
3 QRコードを読み取ってもスマートフォンによる申請サイトをタップしても同じサイトが表示されます。
4 上記サイトの「オンラインサイト申請サイトはこちら」をタップしてください。
5 下記サイトが開くので申請書IDと氏名を日本語で入力してください。
ここで入力する申請書IDとは個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書の右に記載されている23桁の数字のことです。
6 メールアドレスを入力し、確認のために同じメールアドレスを下段にも入力してください。
7 画像認証部分に画像表示されている英数字を入力して確認をタップしてください。英数字が読みにくい場合は更新をタップすると別の英数字が表示されます。
8 6番で入力したメールアドレス宛に確認用のメールが届きますので、メール内にあるURLをタップしてください。
9 次は顔写真登録です。顔写真登録と生年月日を登録すれば申請が完了します。もう少し頑張ってください。
顔写真は下記の条件を満たす必要があります。
・6ヶ月以内に撮影された写真であること
・真正面から撮った写真であること
・帽子やサングラスなどで顔が覆い隠されていない写真であること
・ファイル形式はjpg形式であること
・ファイルサイズが20KBから7MBまでであること
・幅、高さ共に480ピクセルから6000ピクセルの画像であること
マイナンバーカードに貼られる写真の縦横比は45対35のやや縦長の写真です。この縦横比写真を送るとそのまま貼られることになり、縦横比が違っている場合は受付センターで適当にトリミングをされることになります。
写真は顔写真登録時にスマホで撮影した写真を送ることができます。背景がない場所で顔が中央に写るようにして送れば上記要件を満たした写真になり、縦横比は適当にトリミングをしてもらえるので問題なく申請を進めることができます。
マイナンバーカードの顔写真に関するチェックポイントが書かれている公式サイトに細かいことが書かれていますが、無背景で正面を向いて本人であることがハッキリとわかる写真であれば問題ありません。細かい部分が気になる人は下記サイトで確認してください。
顔写真のチェックポイント
10 顔写真をアップ後に下記の件の確認画面になるので問題がなければ全てにチェックを付けて確認をタップしてください。
・最近6ヶ月以内の写真であること
・正面、無帽、無背景であること
・その他の顔写真規格を満たしていること
11 最後に生年月日を西暦で入力をして、特別な理由がなければ電子証明書の発行を希望をして、氏名の点字表記を希望する方はオプションで選択をして確認をタップしてください。
難しい部分は全くありませんが、一番時間がかかるのは自撮り写真の部分なのではないでしょうか。見栄えの良い身分証明書写真を撮りたい気持ちは良くわかりますが、そこに時間をかけすぎてしまうとタイムアウトになってしまう可能性があります。顔が中心付近に写るようにして無背景で普通の顔で自撮りしてください。
マイナンバーカードを申請をすることが最終目的ではなく、早く新型コロナウイルス対策の給付金10万円を受け取ることが目的です。細かいことは気にせずにどんどん処理を進めてください。
パソコンでのオンライン申請方法
基本的にスマホでの申請と全く同じです。顔写真の条件もスマホと全く同じです。違う部分はパソコンの場合はその場で自撮りして写真送信をすることができないところです。
事前に無背景等の条件を満たしている写真の準備をしておくか、スマホやデジカメで自撮りをしてパソコンから送信する必要があります。
使いたい写真があるけど集合写真であったり、背景から切り抜けない場合は精度の非常に高い切り出しサイトがあるので試してみてください。
https://www.remove.bg/ja/upload
無料バージョンは解像度が低くなってしまいますが写真によっては使えると思います。解像度が高い画像を得たい場合は1枚209円、10枚で990円です。
このサイトはマイナンバーカードの証明写真以外にも使う価値があると思うので、お気に入りの写真をマイナンバーカードに使いたい人は有料サービスを使うのもありだと思います。
私は10クレジット、10枚分のサービスを990円で購入してマイナンバーカードの証明写真を作りました。
切り抜き精度に関しては無料版で試してみてください。かなり楽しくてスゴイ精度に驚くと思います。
マイナポイントとは
マイナンバーカードを取得することでマイナポイントという最大5千円相当額のポイント還元を受けることができるサービスです。
2020年9月から2021年3月までの半年間限定のポイント還元サービスです。
手順を簡単に書くと下記の通りです。
1 マイナンバーカードを取得する
2 マイキーIDを設定する
マイキーIDの設定はスマホでもパソコンでも可能ですがパソコンの場合は対応するICカードリーダーを用意する必要があるので、スマホでの手続きの方が圧倒的に簡単です。
このようなお得なポイント還元サービスが始まるので、マイナポイントのためにも今すぐマイナンバーカードの申請をしてください。
マイナポイントの詳細とマイキーIDの詳しい設定方法は近いうちに詳しく書きます。
2020年5月6日追記
個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書を捨てたりなくしてしまった人が多いと思われます。
個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書を捨てたりなくしてしまった場合
個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書とはこの用紙です。
個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書の再発行は電話や郵送ですることができず、直接本人が住民票のある役所へ行く必要があります。
役所はいろいろな相談や申請の人が殺到していますので、役所によりケースバイケースですが最低でも3時間、場合によっては半日以上の待ち時間になる可能性が高いです。
個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書をなくしてしまった場合は役所に行き、再発行をしてもらうよりも簡単な方法があります。
個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書をなくした場合は郵便でマイナンバーカードを申請する
アナログ的な方法ではありますが、郵送での申請は皆さんが想像しているよりも簡単です。
郵送で申請する場合は下記の用紙に手書きで必要事項を記載し、写真を貼って郵送をするだけです。
両画像共にタップ、クリックをすると大きな画像が開きます。
下記サイトから「個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書」をダウンロードすることができます。
個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書
手書きも写真の準備も郵送も面倒ではありますが、役所で数時間待つことと比べたら圧倒的に郵送での申請の方が楽ですし簡単です。
個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書の書き方
スマホやパソコンからオンライン申請する場合と記載項目はほぼ同じです。
違う部分はオンライン申請時は連絡先としてメールアドレスを入力しますが、郵送による申請の場合は日中に連絡のつく電話番号を記載します。
手書きで記載する事項は下記の通りです。
1 個人番号
2 氏名
3 住所
4 生年月日
5 性別
6 日中に連絡のつく電話番号
7 点字表記を希望するか否か
8 外国人住民の区分
9 在留期間等満了日の有無
10 在留期間等満了日
日本国籍の人が書く必要があるのは7番までです。外国人の人は8番から10番までの書き方は下記サイトの2ページ目に記載例がありますのでそちらで確認してください。
個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書
手書きをする部分は少ないので、ここまでの記載は簡単だと思います。
顔写真
問題は顔写真です。縦4.5センチ、横3.5センチの紙の写真を用意する必要があります。
写真の条件はオンライン申請と同じで、下記の要件を満たしている必要があります。
・6ヶ月以内に撮影された写真であること
・真正面から撮った写真であること
・帽子やサングラスなどで顔が覆い隠されていない写真であること
このような写真を探すのは諦めて証明写真機で撮ってしまうのが一番早くて簡単だと思います。下記の証明写真機検索サイトで近所にある証明写真機を探してください。
証明写真機検索サイト
申請書の郵送方法
申請書の郵送は下記のサイトからダウンロードした用紙から宛名用紙か組立て用封筒をプリントアウトしてください。
申請書送付用封筒サイト
普通の大きさである定形封筒で郵送する場合は宛名用紙に自分の住所と名前を書き封筒に貼るだけです。切手を貼る必要はありません。
封筒がない場合は組立て用封筒をプリントアウトして切り取り、組立てて住所と名前を書いて郵送をしてください。こちらも切手を貼る必要はありません。
封筒に申請書を入れる際に顔写真が折り曲がらないように注意してください。
普通の封筒を使って郵送する場合は手書きで宛先と差出人住所と名前を記載し、自分で切手を貼って送付をすることも可能です。
この場合は送付先は下記の通りです。
〒219-8650
日本郵便株式会社 川崎東郵便局 郵便私書箱第2号
地方公共団体情報システム機構
個人番号カード交付申請書受付センター 御中
2020年5月6日現在、マイナンバーカード発行まで1ヶ月から1ヶ月半かかっています。今後はさらに時間がかかってしまう可能性があるので早めに申請しておくことをオススメします。