税務署へ常時何が報告されているか!の話

確定申告
書いたブログのアクセス数の推移を見ていると、まだ確定申告をしていない人や確定申告をするか迷っている人が驚くほど多いことがわかりました。

会社が毎年税務署に報告している内容

全ての法人は下記書類に記載されている内容について報告の義務があります。
法定調書の提出のためのチェックシート
1番から3番までは報酬受け取り時に税金を多めに引かれて受け取っているので、確定申告をすると還付申告になることが多く、申告をしないと損をしてしまうことが多いパターンです。

4番は大家さんに対する支払いの話。

マンションなどを一般の人に貸している場合にはバレないですが、会社に課している場合は年間家賃15万円以上の場合は全て税務署に報告されています。

5番は不動産を法人に売却した場合の話。

売却した金額も税務署へ報告されますし、登記情報を見てお尋ねが届きますので不動産売却益は逃れることを諦めて早めに税理士に相談するべきだと思います。

法人から税務署に提供される情報はこの程度。

あとは昨日投稿した資料せんと税務調査の時に資料収集程度です。
フリーランスの人が確定申告をしないとなぜばれるのか!の話

無申告については税務署独自の情報よりも昨日書いた通り、居住地の各役所からの通報によりバレてしまうことが多いと思います。

確定申告の申告期限まで残り10日ちょっと。

まだもう少し時間があるのでこの週末はしっかりと考えましょう。

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。