酒は飲んでも飲まれるな!の話


先日アルハラ、アルコールハラスメントの話を書きました。お酒を飲むことで、他人に飲ませることに対する迷惑な話を書きました。今日は自分の酔いに関する話です。
今までに何度もどれくらいのお酒を飲むとアルコール血中濃度がどれくらいになり、どのような状態になるかという話、翌日にどの程度影響が残ってしまうかという話、テレビや書籍で見たことがあると思います。忘れてしまっている話を思い出しましょうw

爽快期・酔い始め

ビール中瓶1本、日本酒1合、ウイスキーシングル2杯。まだこれくらいまでですと酔っているという感じはなく酔い始めという感じです。アルコール血中濃度0.02%から0.04%までの状態です。
しかしこの量で車の運転はアウトです。体重次第ではありますが、体重70キロ以下の人ですとビールを中ジョッキで1杯飲んだだけで酒気帯び運転となってしまいます。違反だけの問題だけでなく、人の命に関わる問題なのでお酒を1口でも飲んだら車の運転ややめましょう。諦めましょう。

ほろ酔い期・ほろ酔い状態

ビール中瓶2本、日本酒2合、ウイスキーシングル3杯。これくらいの量がほろ酔い状態で一番気分も良く、料理も美味しく食べられる状態だと思います。アルコール血中濃度0.05%から0.09%までの状態です。
気分が良くなるということは良くも悪くも理性が失われ始めるということです。この辺からアルハラをしたくなる人が増えてくると思われます。

酩酊初期・酔っ払い状態

ビール中瓶3本、日本酒3合、ウイスキーシングル6杯。声も気も大きくなってきて、少しふらつくこともあり、泣き上戸の人は泣き、怒り上戸の人は怒り、笑い上戸の人は笑い出す酔っ払い状態です。アルコール血中濃度0.1%から0.14%までの状態です。
完全に酔っ払いモードに突入です。酒癖が悪いと言われている人はこれだけ飲むとお手上げ状態になっていることでしょう。できればここまで飲ませたくないですよね。

酩酊期・酔っ払いすぎ状態

ビール中瓶6本、日本酒6合、ウイスキーシングル5杯。酔っ払い状態を越えてデロ酔い状態です。アルコール血中濃度0.15%から0.29%までの状態です。
この状態になると会話した内容を覚えていないことが多くなり、同じことを何度も言い始めます。気持ち悪くなってくるのもこの辺からです。無事に家に帰れるかどうかも怪しげな状態です。

泥酔期・酔い過ぎでダウン状態

ビール中瓶10本、日本酒1升、ウイスキーシングル15杯。アルコール血中濃度0.3%から0.39%までの状態です。
この状態は会話にならず、歩くことも普通に家に帰ることも困難な状態です。酔いすぎや泥酔を越えて非常に危険な状態です。ここまで飲むことも飲ませることも避けたい領域です。が、私はけっこうこの領域まで飲んでいることが多いような気がしますw

昏睡期・死んでしまいそうな状態

ビール中瓶10本以上、日本酒1升以上、ウイスキーシングル15杯以上。アルコール血中濃度0.4%以上の状態です。
この状態は生死に関わるくらい危ない状態です。寝ている状態というより昏睡状態、救急車を呼ぶべきの状態です。昏睡状態で糞尿を漏らしていたら本当に死んでしまうので即救急車を呼んでください。

酔いの個人差と適量

酔いの度合いは体重を目安に大きく変わりますが、体重だけでなく体調や気分にもよります。そして何よりも体質により酔いの度合いが大きく変わります。飲み過ぎてしまうよりも飲み足りない状態の方が幸せなことはわかっていても、どうしても飲み過ぎになってしまう人も多いと思います。
酔い方の度合いは個人差が大きいですが、ほろ酔いで心地良い状態は一般的にアルコール量20グラムから25グラムくらいと言われています。ビールだと中瓶1本、日本酒だと1合、ウイスキーだとシングル2杯、チューハイだと350ml缶1本。
どうでしょうか。この量で心地良くなり、この量でお酒をストップすることができますでしょうか。お酒が好きな人や強い人にとってはこの量の倍くらいの量を飲んでから飲みがスタートという感じなのではないでしょうか。
私が考える適量は今書いた量のちょうど倍くらいです。ビールだと中瓶2本、中ジョッキ3杯、350m缶は3本、日本酒だと2合、ウイスキーだとシングル4杯、ワインだとボトル半分、チューハイだと350ml缶2本。これくらいが心地良く飲める適量だと思います。この量の倍を飲むと翌日に影響が残ってしまうことが多く、3倍だと帰り道が危なくなりますw
最近はメガジョッキやいろいろな呼び方で1リットルのビールのメニューがあるお店が多くあります。1リットルジョッキは3杯を超えると記憶がなくなり、体調もわるくなって一緒に飲んでいる人に迷惑をかけてしまう可能性が高いので、自重しましょうw
酒は飲んでも飲まれるな!自分で自分に言ってみましたw

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。