インプットとアウトプット!の話

インプットとアウトプット
インプットとアウトプットに対してどのように考えている人が多いのでしょうか。

インプットとは

仕事や日常生活から学んだことや読書などによるインプット。ネットからの情報やSNSなどからのインプット。インプットと書くと単純に入力や学習という意味と感じられてしまいますが、わかりやすく言うと知識量と経験量を増やすことです。抽象的な書き方になってしまいますが、人として成長することとも言えます。

アウトプットとは

「仕事の成果をあげること」という感じで書かれている書きものが多いです。そして抽象的なことがダラダラと書かれていて、読み進めれば読み進めるほど結局アウトプットとは何なのかわけがわからなくなっていきます。
そして読んでも意味がよくわからないと言うことがいけないことやバカな人、能力が足りない人のような気がしてきてしまう書き方がされています。アウトプットに関して書かれているものをいろいろ読みましたが、私には意味が全然わかりませんでしたw
読めば読むほど頭が?状態に。インプットについては抽象的でわかりにくいながら少し書かれていることを理解できましたが、アウトプットに関しては全くわかりませんでした。

インプットとアウトプットの関係

勉強と試験、練習と試合、これが一番インプットとアウトプットのわかりやすい関係なのではないでしょうか。インプットとアウトプットに対してこのような意味で捉えていて、実践している人が沢山いると思います。
関係を語るには勉強と試験、練習と試合はインプットとアウトプットの関係としては正しいですが、これを実践して仕事をしている人には圧倒的に足りない部分があります。
勉強と試験、練習と試合の関係はスタートがインプットであり、そしてアウトプットに比べて圧倒的にインプット量が多いのです。試験や試合の場合はインプット量の方が圧倒的に多いことは当たり前でありますが、仕事や通常の生活においてはアウトプット量よりインプット量の方が多かったり、質が高い状態ということはダメな状態です。
1のインプットに対してアウトプットも1。この状態でしたら人に頼まず道具を使うべきであり、道具や機械と同じです。2以上のインプットに対してアウトプットが1であるなら、その人を雇う意味はありません。道具や機械は1のインプットに対して必ず1のアウトプットをしてくれます。

10倍程度はアウトプットしたい

1のインプットに対して10とか20のアウトプットをする。風が吹けば桶屋が儲かるのように、今ある自分の知識に新しい情報がインプットされることで、あれがこうなりそれがこうなり、あっちがそうなるからこっちがああなる。という感じで自分が経験したことがないこともつながりの関係で知識が増えるので10こも20こもアウトプットをすることができる。
インプットとアウトプットの関係はこうあるべきだと考えています。

考えるべきことはアウトプット

インプットすべきことはとことんアウトプットをしないとわからないはずです。まずインプットを考えてしまう人、インプットからスタートしてしまう人はインプットのためのインプットになってしまっているはずです。インプットは意識をしてするものではないと思います。意識をしてインプットしている場合は、きっとそのインプットは的がハズレています。
意識すべきことはとことんアウトプットをすること。とことんアウトプットをすることに疲れてしまい嫌になったしまったら、道具や機械のように言われたまま、指示された通りに仕事をするしかないと思います。使う方も使われる側もそれが幸せなはず。

インプットはいつするのか

講習を受けたり、本を読んだりなどあらたまって何かをするよりもアウトプット中に何か気になったり、足りないと思った瞬間にインプットをするのが正解です。そんなことをしているとインプットが楽しくなり仕事が遅くなり、おせーよ!と怒られることも多々ありますが、それでもインプットはアウトプット中にするべきです。
アウトプットをしないと、アウトプットをしていないとインプットしたいという欲がわかないはずですし、何を知るべきかということもわからないはずです。欲にまかせてのインプットはとても楽しい時間です。勉強という概念ではないのです。遊びに近い感覚、ほぼ遊びです。と思えるのが本当のインプットであり、意味のあるインプットです。
他のサイトでは抽象的で意識高い感じで書かれて意味が全然わからないインプットとアウトプット、具体的に自分が実践していることを中心に書いてみました。

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。