思考が速い人・インフルエンサーと呼ばれている人!の話


いわゆるインフルエンサーと呼ばれている人の話です。
自分とは思考の速さの次元が違い過ぎると感じる人と出会ったことはありますでしょうか。
一般的に学校も職場も近くにいる人は能力が自分と同程度の人達です。会社に能力の高い人が入ってきたり配属されたとしても、その会社や部署の人達と比べて能力が突き抜けている人はすぐにいなくなってしまいます。
その前にそのようなレベルが違う人が入社してきたり配属されることはおそらくないでしょう。
このようなことから自分より桁違いに思考の速い人、能力の高い人と会話をする機会というのは人生の中で少ないことだと思います。

井の中の蛙状態からの脱出

自分のいる環境、学校内や会社内で自分が賢い、周りはバカばかり!と感じている人は多いと思います。
自分以外の人間の8割はバカだ!とみんなが思っているので、このまわりの人はバカばかりという評価や判断が合っているかどうかは微妙ではありますが、自分もほぼ同レベルであるからそこにいるということをまず認識する必要があります。

学生の場合

ランクが上の学校、偏差値が高い学校に行くことで思考の速い人や能力の高い人達と関わることができます。
偏差値の高い、いわゆる良い学校に行くことは職業選択の選択肢を広げるためでなく、思考が速い頭の良い人達の中で過ごすことができるという大きなメリットがあります。
就職した後に能力が高い人達の中に入ることは極めた難しいことなので、学生の時に勉強を頑張るだけで思考の速い人達の中に入れることは幸せなことであり、最も楽な方法です。
学歴が必要でない職種に就職した場合であっても、思考の速い人達の中で過ごした学生時代の経験は何物にも代えがたい経験になります。

思考の速い人達とは

とにかく何もかもが速いのです。仕事が速いのは当然ですが、遊びのアイデアも雑談も何もかもが次元の違う速さなのです。
当然会話のペースも次元の違う速さです。超絶な早口ながらもシッカリと説明をしてくれる人もいますし、1、4、8、16,18,23のような感じで途中の話をすっ飛ばして話をする人もいます。
すっ飛ばす感じで話をする人は、たぶん本人は全く自覚がないと思います。同じくらい思考の速い人にとってはすっ飛んでいる感じはないのでしょうが、能力差があると上に書いたように会話がすっ飛んだ感じに聞こえます。
間の部分は想像で埋める、この会話のやり取りが私にとっては最高に気持ち良く、心地良い時間です。なかなかお会いして話す機会はありませんが、思考の速い人との会話は内容がどうであれ最高に楽しい時間です。
話す内容が仕事に関係していても趣味の話であっても、それ以外の完全な雑談であっても関係ないのです。自分より圧倒的に能力が高く、思考の速い人との会話の快感と自分の成長、最高に楽しいのです。

社会人になってからは

昔でしたら就職した後にそのレベルとは格が違う人と会話ややり取りをする機会や可能性というのはほぼない状態でした。
今は努力と運次第で自分とレベルの違う思考の速い人と関わることができる可能性がある世の中になっています。
ツイッターやフェイスブックなど、インターネット経由で自分とはレベルの違う人達、実社会では交わることができない人に直接メッセージを送ることができ、運が良ければ返事をもらうことができ、やり取りをすることができる可能性があります。
芸能人やアイドルにも直接メッセージを送ることができ、やり取りをすることができる世の中です。自分の能力とは桁違いの高い能力を持っている人とツイッターなどでやり取りができてしまう時があります。
そんな能力のある人に媚びる必要はありませんが、やり取りの中で思考の速さと能力の違いに気が付くべきです。
結局この差に気付くことができないので話が全く噛み合わず、本人に悪意がない場合であっても話が無限ループで、まわりの人から見たら訳のわからないやり取りになってしまうのです。
本人は自分の能力の足りなさが原因だと気が付かず、能力の高い人と自分は同等かそれ以上の能力があると勘違いをしているのでたちがわるいです。
散々噛み合わない話を無限ループ的に繰り返し、あいつも変わった!とかあいつはもう少しまともなことを言っていたのにダメになったな!などと上から目線のコメントをする人の多いこと。

話さないとわからない圧倒的な差

実際に会って話をしてみると圧倒的な差に気が付く人が多いと思います。実際に会っての1対1の会話、圧倒的な思考の速さに全くついていけないはずです。
セミナーなど1対複数のやり取りでは有料であることが多く、聞き手の思考に合わせてゆっくりと話を展開してくれると思うので、思考の凄さを感じことができても圧倒的な思考の速さを体感することは難しいです。
そんな人との1対1の会話、通常はまずは自分のレベルをかなり上げないと1対1で会話をする機会は訪れません。現実的にはツイッターなど、ネット上で自分より圧倒的に能力が上の人であるということを判断ができない人は決定的に能力が足りません。
相手の能力が圧倒的に上かどうかを判断できない人は今の器から外に出ることはできません。周りはみんなバカばかりだなぁと思っている器です。その器の中のいるということは、その器の中にいるべくしているということです。
学校でも職場でも周りはバカばかりと感じたら、その器の中にいる自分も同程度のバカなのです。まずはそのことに気が付くところからがスタートです。
ネットではどうして有名なのか、どうして稼ぐことができていりのか不思議と感じてしまう人が多々いると思います。不思議であっても自分にはできないことをやっている人達は圧倒的な能力がある可能性が高いのです。
正しいのか、偉いのかはわかりませんが会って話をすれば圧倒的な思考の速さに気付くと思います。なかなか能力のある人と会うところまで辿り着くのは難しいですが、自分も同程度の能力があるという自信があるのならば、その人と直接会って話ができるところまで頑張って辿りついて確認するべきです。
有名な人や成功者を自分と同程度の能力と勘違いする人生は被害者意識を持ち続ける人生になってしまうので、自分だけでなく周囲の人にも多大な迷惑をかけることになります。できないくせにできるつもり、できてるつもりになっている人は周りの人にとって、ものすごく困った存在です。
自分の周りの人の能力が足りないと感じているのであれば、まずそこから飛び出しましょう。自分の周りにいる人達は自分の鏡なのです。

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。