アミノ酸の摂取効果!の話

アミノ酸
昨日書いた化学調味料の話の中に化学調味料と呼ばれている調味料の中でもとても有名な味の素話を書きました。
化学調味料反対派の思考と味覚の胡散臭さ!の話
化学調味料と呼ばれていたり、勘違いされていますが実は全然化学物質ではなく、さとうきびから作られたグルタミン酸というアミノ酸が主成分であるという話です。
味の素が化学物質の白い粉だと思って拒否している人もいますし、グルタミン酸が主成分ということをわかっていても過剰摂取は身体に悪いから拒否という人も多くいます。
グルタミン酸だけでなく、塩でも醤油でもこしょうでもみりんでも過剰摂取すれば身体は壊れるのです。
グルタミン酸の害に関することが書かれているサイトも多いです。ググルとよくわかりますが、グルタミン酸の害に関して書かれているサイトは論理性がなく、宗教的な気持ち悪いサイトばかりです。放射脳な人達と同類の人達が多いようです。
ここからが本題です。グルタミン酸を含めてアミノ酸は身体に良いのか悪いのかの話です。

アミノ酸の摂取効果

グルタミン酸

グルタミン酸には料理に混ぜることで旨みが増す効果がありますが、運動量能力が上がるとか疲労回復をするとか筋肉が付くなどの効果はありません。料理が美味しくなるだけです。

グルタミン

とても名前がよく似た「グルタミン」というアミノ酸があります。グルタミンは筋トレや運動などに効くアミノ酸として有名です。トレーニング前後共に摂取することでトレーニングの影響での筋肉の分解による筋肉減少を避け、トレーニング後の筋肉の疲労回復を助けてくれます。


オススメのグルタミンはこのあたりです。運動前後の摂取だけでなく、運動をしない人も就寝時に飲むと翌朝の目覚めの気持ち良さが全然違います。
昔ツイッターで就寝時のアミノ酸効果を書いた時は、脳に作用する栄養素は炭水化物だけだから就寝時のアミノ酸に目覚めの良さの効果はない!とからまれまくったことがあります。
昔はエビデンスを見つけることができませんでしたが、今はエビデンスでアミノ酸の良質な睡眠効果は証明されつつあります。
睡眠と成長ホルモンに働くアミノ酸
グルタミンなどのアミノ酸は脳への作用だけでなく疲労回復効果が絶大であるので、就寝時に摂取することで翌朝の目覚めの良さの効果はかなりのものです。
疲労回復に絶大な効果を感じた他のアミノ酸はMUSASHI NIくらいです。他にもいろいろなアミノ酸を試しましたが、私が効果を感じたのはグルタミンとMUSASHI NIだけです。
MUSASHI NIはBCAAと呼ばれるバリン・ロイシン・イソロイシンの3種類のアミノ酸がベースとなっています。
この辺は運動量や運動種類や疲労度により個人差があると思うので、少量を買っていろいろと試してみるのが面白いと思います。

昔からまれた時はググってもエビデンスを見つけることができず、自分の体験と経験でしか語ることができなかったアミノ酸の効果、今はググれば腐るほどエビデンス付きでアミノ酸の効果について出てきます。
グルタミン酸でもグルタミンでもBCAAでも何でも過剰摂取は身体に良くないですが、論理的に摂取することで旨みや疲労回復、運動能力アップなど有意義な効果があるのです。
何に関しても論理的な考え方が必要であり、放射脳的な考え方はするべきではないのです。

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。