SPAに書かれたZOZOTOWNのツケ払い残額が50万円との誤認記事!の話


2019年2月22日に週間SPAのサイトにZOZOTOWNのツケ払いの残高が50万円もあるという女子大生の記事が掲載されました。
ZOZOTOWNの売掛金回転期間が異常に長いとの投稿を最近したばかりということもあり、ツケ払いの限度額が5万4千円であることを確認せずに下記のようなツイートをしました。

その後は特に気にしていなかったのですが今朝になりZOZOTOWNの田端さんが下記のようなツイートをしました。


ZOZOTOWNのツケ払いの利用上限額は5万4千円であることから、利用残高が50万円になることなどありえない!とのツイートです。
この指摘に対して10分くらいでSPAのサイトから元の記事が削除されました。その2時間弱後くらいにSPAから下記のツイートがありました。


記事を消すまでは10分くらいと早かったのですが、謝罪まではかなり時間がかかりました。記事だけ先に削除をして、謝罪がこれだけ遅れる理由。きっと何かがあったのでしょう。
今回の事実と異なる可能性が高い記事が掲載された件、非常に深い意味と理由があると感じたので書くことにしました。
どうしてもZOZOTOWNの売掛金回転期間が異常に長いこと、そしてそのことに対しての説明がないこと、そのことを深く突っ込み続ける有名な人がいないことがとても気になるのです。

SPAが事実誤認記事を掲載した理由

想像ではありますがいくつかの理由が考えられます。
1 ライターもモデルもグルになった、もしくはライター単独の完全でっちあげ記事だった。
2 女子大生と書かれている取材対象者にライターが騙されて、裏を取らずに掲載した。
3 複数アカウントを作成することは可能なようなので、規約違反を駆使すれば総額で5万4千円以上のツケ払いをすることができてしまい、今回の記事は規約違反をしていた人を取材の対象としてしまった。
考えられることはこの3つくらいでしょうか。
1番か2番だった場合にはSPAは真実を詳細に報告、告知する義務があると思います。いつも他社や他人のスキャンダルを面白おかしくネタとして記事にしているのですし、それが売りなのですから自社のライターのスキャンダルネタなんて最高のネタじゃないですか。
このままうやむやにして、なかったことにするのではなくネタとして楽しい記事を期待しています。それができないのであればSPAの存在意義などないのではないでしょうか。


1番か2番だった場合は正にこの通りだと思います。これが誤報だった場合は間違いではなく悪意のあるでっち上げである可能性が非常に高く、くだらない記事のために上場企業にダメージを与えるという行為、許されるべきことではありません。
他社がこのことに対しての批判記事を書くか、SPAは自主的に廃刊すべきだと思います。それくらい重く考えるべきに事実誤認記事です。
にもかかわらず煮え切らないグレーな感じ。とても気になるのです。

3番だった場合

このツイートの後、今は2月23日20時ですが田端さんから山本さんへの返答はありません。複数アカウントを使った不正行為はZOZOTOWNに責任はありませんが、悪意がある人にとってはそのような行為がそれほど難しくないことを示していると感じました。
仮にちょっとした不正行為でツケ払い金額を増やすことができたとしても、それは不正行為をした人が悪いのであり、ZOZOTOWNに非はありません。
しかし何かしらの不正行為をすることで5万4千円以上のツケ払いをできてしまう可能性があるのならば、そのことはアナウンスすべきです。
そして同時にその行為は犯罪行為であり、今後は今まで以上に与信を厳しくして厳正な対処をしていくとのアナウンスもすべきです。
今回の件がものすごく気になるのはZOZOTOWN側もSPA側も対応が生温いことです。真実がどこにあるのか、とても気になってしまいます。

私の勝手な想像

今回の記事とやり取りを見ての私の勝手な想像です。ポエムです。問題がありましたら指摘してください謝罪してここから先に書いた部分を削除します。
実際にZOZOTOWNのツケ払いの残高が数十万円という人がいたのだと思います。記事中に数枚の督促状を持った写真がありましたが、あれは複数のアカウントへの督促状ということだと思いました。
不正行為をして1人あたりの限度額以上のツケ払い残高がある人があまりにも多いので、その行為が悪質な違法行為であるという意識が薄くなりすぎていた影響で対象者は取材に応じ、ライターも普通のこととして書いてしまった。
そして田端さんからの指摘を受け、編集部がツケ払いの1人当たりの限度額が5万4千円であることを確認した時点で記事は即削除。
その後ライターに詳細を確認。書かれていた内容は少し盛られていながらもほぼ真実に近い状態ではあったが、不正違法行為をしていた人を対象とした記事だとわかったので田端さんに事実誤認があったと謝罪ツイート。
真実は闇の中ですが私はこう感じましたし、同じようの感じた人が多いと思います。
SPAに掲載されていた記事、1ページ目だけはスクショを残してありますが、スクショの内容は主題ではないので掲載するのはやめました。

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。