屋台のお店がまずすぎる!の話

屋台

子供の頃の夏祭り

小さい頃はお祭りが大好きでした。毎年8月の第1土曜日と日曜日は近所の神社で夏祭りがあり、毎年お祭りを楽しみにしていました。

お祭りが好きと言っても御神輿などが好きだったわけではなく、神社に出店される屋台で飲み食いをしたり金魚すくいをするのが大好きでした。

屋台と言えばこれ

神社に行くとラムネを買い、射的をやって輪投げをやる。金魚すくいやスーパーボールすくいで遊び、「スモモにアンズにミカン」の水飴菓子と綿飴を食べてご満悦でした。

大人になってから祭に行かなくなった

大人になってからは夏祭りに行く機会はなくなってしまいましたが、初詣の時や酉の市や平塚の七夕祭りなどの時に屋台で食べる機会がありました。

昔から屋台の定番であるお好み焼きやたこ焼きや焼きそば。粉物や焼きそばが大好きだった私はよく食べていたのですが、とてもまずい。

松阪牛と書かれいる肉、絶対嘘なのはわかっているのですがどれくらい美味しくないのか試しに買ってみたら草履のように硬い肉で、味がどうのこうの前に硬くて飲み込むことができませんでした。もちろんまずかったです。

夏祭りが大好きだった子供の頃はお好み焼きや焼きそばなどは食べることなく、食べ物はひたすら「スモモにアンズにミカン」と綿飴だけでした。

小さい時はお好み焼きやたこ焼きや焼きそばは食べていなかったので昔からまずかったかどうかはわからないのですが、きっと昔もまずかったんでしょうね。

そして何度も期待しては裏切られた

屋台のお好み焼きはまずいということがわかってからも、今度こそは!このお店こそは!と何度も何度も屋台のお好み焼きなどを食べては・・・まずくて泣いていました。

何十回まずいお好み焼きを食べたことやら、数え切れないくらいです。

屋台の食べ物はまずくて絶対に食べないと決めたのはつい最近、10年くらいだと思います。35歳まで屋台の人が味を改善してくれると信じていたのですが、もう完全に諦めました。

夏祭りなどは屋台しか出ていないので何も買わず、平塚の七夕祭りの時は屋台では買わずに実店舗が店の前に出しているお店で食べることにしました。

実店舗の料理が美味しいのなんのって!祭りの時はまずいものばかり!と35年間の嫌な経験が脳に刷り込まれているので、美味しくなくても普通の味でもとても美味しく感じて幸せな気分になりました。

お店の料理と食べ比べると屋台のまずさがさらに際立つ

酉の市の時に横浜の金刀比羅・大鷲神社に行くことがあります。屋台がいっぱい出るのですが、ここの屋台も例外なくまずかったです。ここでは何度も何度もお好み焼き屋とたこ焼き屋を信じて食べたのですが毎回まずくて泣きました。

神社の近くに横浜橋商店街という商店街があります。今時珍しく普段から人通りが多く、繁盛している商店街です。酉の市の時は飲食店の前にはその店の商品を食べられるように露天のような状態になっています。

この商店街のお店が酉の市の時は行列ができて大繁盛しています。

商店街の飲食店実店舗前の露天、美味しいことは美味しいですが行列ができるほどの美味しさではありません。

屋台がまずすぎるので、商店街のお店の味が一層引き立って大繁盛しているのだと思います。

屋台のお好み焼は本当にまずい

屋台のお好み焼などはどうしてあんなにまずいのでしょうか。何十年経ってもあのまずさを続けることは、ある意味驚異的なスゴサを感じます。

自分で作ったお好み焼きのの味見はしないのでしょうか。スーパーで売っている安いお好み焼きの粉やたこ焼きの素、スーパーのPBブランドの激安の焼きそばでも屋台よりも全然美味しいものが作れます。

スーパーで売っているお好み焼きの粉を屋台で使った場合、利益が出ないのかもしれません。

だとししたら少し工夫をするだけでもう少し普通の味になるのではないでしょうか。

お金をかけなくてもお好み焼きもたこ焼きも焼きそばも普通の味の物って作れると思います。

今屋台で普通の味の料理を作るだけで大行列間違いなしです。全てのお店があまりにまずすぎなので、かなり売れると思います。

味に関するルールがあるのか

屋台でまずい料理しか作ってはいけない!味を改善してはいけない!というルールがあるのだと思っています。

普通の味のお好み焼きを作るお店が1店でもあると、他のお好み焼き店には客が全く来なくなります。

それだけではなく同じ粉物であるまずいたこ焼きのお店にも客が全く来なくなると思います。

弱者を守るためにみんなでまずいものを作るという掟があるような気がしてなりません。

屋台は小さな子供にとっては射的などインチキ臭さがあっても楽しいお店です。

しかし今後は人口が減っていくこと、飲食店の屋台がまずすぎてどうしょうないこと、後継者がいないことで間違いなく廃れていくと思います。

最近は代替わりをして若い人の屋台もありますが味の改善など、やりたい方向に進むのが非常に難しい世界だと思います。

特殊な事情があって、まずい料理以外作ってはいけない掟になっているのだと思いますが、誰か美味しい屋台のお店を作ってください。

お好み焼きとかたこ焼き大好きなので、本当にお願いします。

2019年1月3日追伸

最近久しぶりに美味しい屋台のお店と出会うことができました。

茨城県南部にあり、東関東自動車道終点の潮来インターチェンジ近くにある道の駅いたこ内にある京風たこ焼き店です。4個入りと6個入りがあり、ソースは甘口と辛口とその他数種類。

たこ焼き店にしては珍しく4個入りが売っているの試し買いや少しだけお腹が減っている時にはピッタリです。全く期待せずに4個入りを甘口ソースで食べたら美味しすぎて驚きました。出汁の旨みが最高です。

銀ダコより全然美味しいので、たこ焼き好きの方は近くに行った時にぜひ試しに食べてみてください。

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。