サッカー観戦はめんどくさい!の話

サッカー
昨日の投稿に追記しようと思い書いていたら、気分が盛り上がり長くなりすぎてしまったので別投稿として書きました。
2日連続でサッカーを知らないド素人のサッカー話です。
サッカー協会の目標というのはなんなのでしょうか。
日本のサッカーを強くして、ワールドカップの上位に入ることが一番の目的なのか、Jリーグの繁栄やJリーグチームが儲かることことが目的なのか、両方なのか。
現状は日に日に日本サッカーのレベルは下がってきていて、そして収益力も落ちてきています。
いきあたりばったりの運営方針では当たり前の流れだと思います。
適当であっても競技人口が増え、レベルが上がってくる時代は終わりました。
Jリーグチームのレベルが下がることで日本代表チームのレベルも下がり、サッカーに興味を持つ人がさらに減ることでさらに日本サッカーのレベルが下がる。
日程的なことも影響していると思いますが、昨今AFCチャンピオンズリーグでJリーグチームが全く勝ち進むことができないことからも、Jリーグチームが弱くなっていることは明白です。
サッカーに詳しい人からすると、違うよ!という部分もあると思いますが、サッカーのことに詳しくない大多数の人は私と同じように感じているはずです。
これもエビデンスなしですw
今の協会幹部は自分がいる間のことしか考えていない人が多いのだと思います。
若い年代からの育成強化はもちろんですが、それは今もやっていること。
全体のサッカー人気を上げて、ファンや競技人口を増やす。
そのためには遠回りであってもまずサッカーの人気を高めることが必要です。
必要なのは各チームがプロ野球の横浜DeNAベイスターズが行ったようなチームの抜本的な改革だと思います。
まずお客さんが来てなんぼです。
サッカーに興味を持ってもらい、スタジアムに遊びにきてもらう。
観に来てもらうとかサッカーに詳しくなってもらうという考え方とは違う方向の考え方です。
遊びに来てもらうんです。
観客を増やすために必要なことは、サッカーが詳しい人以外の今までスタジアムに一度も来たことがない人たちをスタジアムに来させることです。
一度もサッカーを観に来たことがない人をスタジアムに来させる。
まずはここからスタートです。
横浜DeNAベイスターズは見事にこれを成功させました。
全く同じことをすれば良いわけではありませんが、とても良い成功事例であるので参考にするべきです。
まずはハマスタ(横浜DeNAベイスターズ本拠地の球場名)のトイレなどを綺麗にして、お洒落で美味しい飲食店を作ることなどで、野球に全く興味がなかった女性を遊びに来させることに成功しました。
他にも真似すべきことが沢山あると思います。
しかし同じようなことをしたとしてもサッカー観戦は野球と比べて下記のような大きなデメリットがあります。
スナップマート社長である江藤美帆(3月30日に退任されるとのことです)さんのツイートから引用させて頂きます。

Jリーグ観戦は移動で消耗。観戦で消耗、応援で消耗。暑さと寒さで消耗、競技場が駅から遠すぎる。

熱烈なサッカーファンにはあまり気にならないことかもしれませんが、私のようなサッカー素人や女性にとっては敷居が高くて、そして疲れてしまう。
一度観戦に行ったとしても、疲れとめんどくささで二度と行きたくないと思われてしまう状況です。

まずは移動の問題

今さら新しい競技場を交通の便の良い駅近くに建設するのはほぼ不可能に近いことです。
できることは最寄駅と競技場との交通の便を良くすること。
そもそも最寄駅に行くことが大変面倒であることが多いので、交通の便が良い場所からシャルトルバスを大量に運行させるなど、どこからどうやって来る人が多いのか、どこからの人を来させるのかを想像してスタジアムに観戦に来る人を疲れさせることなく、短時間で往復できる方法を作るべきです。
渋滞問題も深刻だと思うので、ことは簡単ではありません。
しかしこれが無理なら集客なんて絶対無理です。
行くのも帰るのも面倒くさい場所に遊びに行く人なんていません。

観戦と応援の問題

今の応援方法や観戦マナーやルールはサッカーファンのためのマナーとルールです。
これをサッカーファン以外の人が楽しめる観戦や応援方法に変える必要があります。
収容人数を最大にすることが最優先になっていることが多い観客席も改善の余地があると思います。
この部分も横浜DeNAベイスターズを参考にすることがとても有用であると思います。

暑さと寒さの問題

野球観戦にも暑さと寒さの問題がありますが、野球の場合は気温が低い秋後半から冬の間はシーズン外なので試合がありません。
3月末から4月上旬のナイトゲームは少し寒いですが、厚着をすれば全く問題のない気温です。
5月の昼間に行われるデーゲームはかなり暑い時があるので、この時だけ行くのをやめれば暑さと寒さで苦痛を感じることは少ないです。
サッカーは競技の特性の影響もあり、痺れるほど寒い日が多いです。
厚着をしても何をしてもとにかく寒い。
真夏の昼間に試合があることは野球と同じでほぼないので、暑さで辛い思いをすることはあまりないと思います。
痺れるような寒さ対策。
全く良い案が思い浮かびませんが、何かしらの対策がないと修行のような辛い寒さの中、試合観戦に行く人は増えないと思います。
真冬のサーフィンより冬のサッカー観戦の方が100倍1万倍以上寒くて辛いです(南房総限定の話ですがw)。
簡単には解決できない問題が山盛りです。
しかしこの部分を解決しないと、今サッカー観戦に興味がない人を引っ張り込むことはできず、観客を増やしてサッカーの人気を上げることで選手への待遇が良くなり、待遇が良くなり人気が出ることでサッカーをやりたい人が増えるので競技人口が増える。
こうなっていくことでサッカーのレベルも上がり、収益も技術も何から何まで良い方向に回転していくはずです。
今は完全に逆回転状態。
今後は日本の人口が減っていくこともあり、このような改革や改善は非常に難しいことだと思います。
しかし、先のない行き止まりに向かって進んでしまっているJリーグやサッカー日本代表チーム、再び盛り上がる方向に動いてもらいたいです。
2018年6月9日追記
サッカーに関しては他にも下記の投稿をしています。
弱いサッカー日本代表を観て思ったこと!の話
サッカー日本代表監督交代は意味があるのか?の話
サッカーワールドカップ予想のいい加減さ!の話
Jリーグのエンブレムはサポーター以外は全く興味がない!の話
ワールドカップ直前ガーナ戦のサッカー日本代表27人が選出!の話
サッカーや野球に新たな応援観戦の需要はあるのか?の話
忖度ジャパンでロシアワールドカップへ!の話

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。