上手くなればなるほど人は道具にこだわる!の話

サーフボード
最近ボブスレーに関するニュースがありました。
https://www.asahi.com/articles/ASL2555Y0L25UTIL02Z.html
東京都大田区の町工場が作る「下町ボブスレー」
平昌五輪での使用契約を結んでいたジャマイカチームがスピードが遅いなど性能に対する不満を訴えてラトビア製のボブスレーを使うことにしたという話。
この記事に対する主題である大田区の町工場の技術や判断、ジャマイカチームの判断や賠償の話は詳しい方々にお任せします。
私が気になったのは選手が道具の良し悪しがわかるわけがないとの意見があったこと。
選手が良い道具を作れるわけがないのは当たり前ですが、道具の良い悪いは選手のレベルが上がれば上がるほど道具による差がわかるようになり、より道具に対する要求がシビアになってきます。
私の場合ですとサーフィンです。
未だにかなりレベルが低いですが、さらにレベルが低かった昔と比べるとサーフボードによる乗り味の違いと自分の好みがわかるようになってきました。
長さや幅や厚みに対してもう少しこうしたら自分にとって良くなりそうということがわかるようになり、その結果を受けてさらにどうしたいかという欲求。
この感覚は上手くなればなるほどわかってくることであり、一定水準を超えないと道具の良し悪しはわからないことだと思います。
サーフィンは特殊で例えとしてわかりにくいと思うのでスノーボードで例え直します。

これは適当に拾ってきたスノーボード動画です。
前半の自己流と表示されている滑り方、エッジが全く入っていないダメな乗り方の典型です。
ゲレンデではここまでも滑れない人が半分以上で、ここまでのレベルの人が8割くらいという感じだと思います。
ここまでのレベルの人は道具の良し悪しは絶対にわかりません。
こんなんで良ければ私は少し大きめのまな板でも滑れちゃいます。
エッジをしっかりと使った乗り方ができない人はどんなボードに乗っても変わりませんし、ボードの良し悪しもわからないです。
けなすとかではなく、これくらいの感じで楽しむなら激安ボードやブーツで十分楽しめるということです。
それはそれで幸せだと思います。
野球やその他のスポーツでも全く同じことが言えると思います。
レベルが上がれば上がるほど道具への要求がシビアになってきますし、一定以上のレベルに達していない人はどんな道具を使ってもほとんど結果は変わらないとうことです。
これはスポーツだけでなく世の中全てのことに当てはまると思います。
例えばキーボード。
ブラインドタッチすらできない人にとっては千円もしないキーボードでも十分だと思います。

これ700円以下ですが全く問題なく快適に使えると思います。
しかしブラインドタッチができるようになり、入力スピードが速くなってくると安いキーボードでは不満に思うことが多くなってくると思います。

高速入力ができるようになればなるほど、ノートパソコンや上記キーボードのようなペラペラな感じのキーボードは入力ミスが多くなり、入力効率が上がらずイライラすることが増えてくると思います。

私はいろいろなキーボードを使いましたが辿り着いたのは東プレのこれ。
辿り着いたのが遅く、まだ5年くらいしか使っていませんが爆速入力が可能で入力ミス率が桁違いに少なくなりました。
25年くらい前に比較的高額なオフコンのキーボードを使っていて、その後PCになり安価なキーボードで入力効率が落ちてきた私の救世主的なキーボードです。
テンキーも含めて私にとっては最高のキーボードです。
1万8千円くらいとかなり高いですが、入力作業が多い人にとってはかなり快適で時間効率が上がると思いますのでヨドバシカメラなどサンプルが置いてるお店でぜひ試し打ちをしてみてください。
爆速入力が得意な人、好きな人には気に入ってもらえると思います。
入力があらためて好きになると思います。

2018年2月12日追記


高速入力ができるようになるとペラペラのキーボードなんて使えない!と書きましたが。
iPhoneとiPad用にこれ買っちゃいました。
爆速入力は無理ですがほどほどの高速入力は可能。
電源が単4電池2本というのは少し驚きましたがインスタのDMなど、iPhoneとiPadの入力に活躍してくれそうです。

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。