法律相談も税務相談も真面目にやると全然面白くない!の話


テレビなどでやっている法律相談番組。真面目にやると面白くもなんともないので、面白おかしい内容で放送されています。嘘や間違いが放送されているわけではありませんが、条件次第だったり微妙な内容が多く含まれており、そのまま信じて同じことをやろうとすると痛い目にあってしまうことが多い内容です。
あれは面白おかしく見るバラエティー番組であり、真剣に見る番組ではありません。嘘や間違いではなく、ギリギリの部分で面白おかしく作る能力には感心します。

税金のことについての番組

税金のことについての番組もほぼ同じで、嘘や間違ったことは放送されていませんが正解とは言えない内容が放送されています。誤解されないように、間違った判断をして困ってしまう人が出ないように気を使った番組はきっと面白くなく、番組としてなりたたないのでしょう。

税金関係のことが書かれているサイト

税金のことに関して書かれているサイトは内容がバラバラです。会計事務所や税理士法人のサイトは当たり障りのないことが普通に書かれているだけのことが多く、私のように税理士資格がない人が書いているサイトは極論が書かれていることが多くなっています。
ブログを書く時に他の人がその内容についてどのように書いているかを読むことがありますが、極論を書いている人は経験数が少ないと感じることが多いです。税金に関することについては税法や通達、判例について暗記をして知識として蓄えることも大切ですが、それプラス税務調査の経験数と経験量も非常に重要になってきます。
極論を書いている人にはコピペの匂いを感じたり、税務調査経験の少なさ、そして取引先の会社が極端に経営状況が良い時、悪くなった時の対応経験の少なさを感じます。上手く言葉にすることができないのですが、文章が非常に薄っぺらい感じがするのです。実体験のなさを感じてしまうのです。

存在意義のあるサイト

真実が書かれていても、面白くないサイトでは読まれることはないので存在意義があるかどうか微妙です。面白おかしく書かれているサイトであっても、真実性が怪しげなサイトや極論ばかり書かれいるサイトもまた存在意義があるのか微妙なところだと思います。
税関系の面白おかしい話、真実性のある面白い話であれば読みたい人がいるかもしれませんが、真偽が怪しげな税金の話は面白くてもつまらなくても存在意義があるのか。どの程度ニーズがあるのか、もう1年くらい書き続けてみたいと思っています。

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。