VALUとビットコインはどうなってしまうのか!の話

仮想通過
VALUとは2017年5月末のβ版としてスタートしたサービスであり、自分で自分自身の株を発行して資金調達をすることができます。

買ったVALUは他人に売ることもでき、株などと同じように売りたい価格と買いたい価格が一致した時に売買が成立します。

VALUを購入する時に必要なのは円ではなくビットコインです。まずビットコインを買い、買ったビットコインをVALU口座に振り込み、VALU口座に入金されたビットコインを使って欲しいと思った人のVALUを買います。

下記サイトが詳しく、わかりやすくVALUの仕組について書かれています。
VALUとは何か?【すごく分かりやすく説明してみた】

YouTuberであるヒカルさんの行為で状況が変わりました

2017年夏頃までは非常に盛り上がりましたが、8月中旬にYouTuberであったヒカルさんがVALUでおかしなことをしてからはおかしな雰囲気になってしまい、バブル的な盛り上げりはここで弾けてしまいました。

この時は私もネタとしてヒカルさんのVALUを4VA買いました。1VAをストップ安で売り、その後はヒカルさんの買い戻しで少し利益が出る状態で売却。

当時のビットコイン相場で2.5万円くらい儲かりましたが、その後の展開を考えるとこの事件がVALUに与えた影響は非常に大きかったと思います。
ヒカルさんのVALUをストップ安で売却注文してみました
ヒカルさんがVALU買い戻し

それでもVALUの基軸通貨であったビットコインが極端に上昇していたので円ベースでの価格は年末にかけては下落どころか逆に上昇していました。2017年12月のビットコイン相場が異常過ぎました。

VALUは2017年8月から12月に売り抜けることができなかった人はほぼ全員が損をしてしまっていると思います。

VALUについての税金の話はnoteとブログに書きました。

これは支払調書が税務署に提出されることはないのでVALUの利益が税当局に捕捉されることはないという話。
VALUと仮想通貨に関する税金のこと

こっちはVALUで儲かっても損をしてもビットコインの売却時期を誤ると無駄な税金を支払うことになってしまうこと、ビットコインの損失確定売りを上手く使うことで税金を安くする方法と考え方を書きました。
VALUが売れた人はビットコイン売る時期間違えると大損する!という話

VALUで2017年に利益が出て税金を払い、2018年は損を確定したり含み損を抱えたままの人は2017年の税金は払い損のような状態です。

2018年は他人のVALUを売買したことにより利益が出た人は、ビットコイン相場の暴落も考えるとほぼいないでしょう。

しかし自分のVALUが売れた場合は売れた日のビットコイン終値で利益が発生します。これは2019年も同じです。そのまま放置していると自分のVALUが売れた金額は全て所得税の対象となります。

これを避けるためには高値掴みをしたビットコインなどの仮想通貨を売って損失確定をして、VALUの利益と相殺しておく必要があります。

今後のVALUと仮想通貨の見通し

今後異常なぼろ儲け状態になるか、価値が限りなく0円になるかのどちらかだと思います。確率的には9割以上の確率で価値がなくなってしまうと思います。

価値が0になってしまうのをどうしても避けたい人は今のうちに損切りをして現金化を、価値が0になっても良い人はそのまま放置で億万長者を目指すのが良いと思います。

自分の仮想通貨がどれくらいあるのか、VALUがどれくらいあるのか把握していません。利益も出ていないので興味もないですし微々たる金額ですの放置状態です。

私はネタのために今後も放置を続けます。

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。