真面目な人と思考停止人間は紙一重!の話

思考停止


田端さんのこのツイートを読んで、なるほどーと深く思いました。そしてこの種の自分は真面目と思っている人達、実は思考停止しているだけの人達の仕事がロボットやAIに置き換えられていくのだと理解しました。
与えられた仕事、指示された仕事を指示された通りにやるのは当たり前のことです。指示されたことができない人、指示を拡大解釈して間違った方向の仕事をしてしまう人は論外ですが、指示通りに仕事をしているだけの人は真面目なのではなく当たり前の仕事を思考停止して遂行しているだけです。
ほぼ同じような仕事を1ヶ月繰り返し、1ヶ月前と今とを比べて正確性とスピードが全く同じだった場合は言われたことを毎日何も考えずに仕事をしていたということになります。
本人は言われた通りのことを真面目にやり続けたという満足感と達成感があるのかもしれませんが、それは真面目人間なのではなく思考停止人間ということなのです。

真面目に仕事をしていると収入は増えるか

ここで言う真面目とは上で書いた思考停止している人のことです。


私もこの通りだと思います。言われたことだけを忠実にこなすだけの人の収入は増えません。それどころかロボット化、AI化しやすい仕事なので職を失ってしまう可能性もあります。
大変かどうかということと収入が結びついていないことで不満を持っている人が多いと思いますが、そこには全く関連性はないのです。
仕事時間が長く、睡眠時間も少なくて疲れて大変。この場合は残業代が増えることで収入は増えますが優れているかどうかという部分とは関連性がなく、どちらかというと継続的に残業時間が長いということは能力がない可能性が高いです。
自分が経営者だった場合に自分みたいな人を雇いたいと思うかどうかというのが1つの基準というか、どう働くか生きていくかの基準になると思います。
しかし真面目な人は自分が経営者だったらという思考や考え方は難しいのだと思います。顧客目線よりもはるかにわかりやすい経営者目線なのですが、この方向の考え方がわからないと働いていても辛いだけのことが多くなってしまいます。

自分が報われていないと感じる時

こう感じるのは上に書いたように、仕事に関してのことが多いと思います。
報われていないと感じた時、その報われない原因を自分以外の人のせいにしたくなりますが原因は自分にあることが多いです。
あまり過剰に自分に対して責任追及をしすぎてしまうと病気になってしまうので、自分への負担のかけ方は病気になる手前までにしておく必要がありますが、やはりまず自分の行為や行動を見直すべきです。
独立志向がなくても、一生雇われ続けたいと考えていても経営者視点を考えるべきです。理不尽なことに対しても媚びろという意味ではありません。基本的な考え方の部分の話です。
お金を払う人の気持ちになって考えるという意味では方向としては顧客目線で考えるということと同じ方向です。
考えてもわからないことがほとんどだと思いますがまず考えましょう。経営者にとってあなたの仕事量や仕事の質が他の人と全く変わらないのであれば、代わりの人はいくらでも見つかるのであなたは会社にとって必要ではない人ということになります。
世の中の半分くらいはそんな感じの人なので悲観する必要はありませんが、誰がやっても変わらない仕事しかできない人は仕事の質や量が過酷であっても報われることはないのです。

ハードな割に給与が安い仕事

いろいろありますが代表的な仕事としては介護などの福祉関係、看護師、保母や幼稚園の先生などでしょう。
人と人の繋がりという意味では代わりがきかない職業ではありますが、収益を上げるためという部分で考えると誰がやってもあまり変わらないのです。
私には絶対に無理な大変な仕事だとは思いますが、大変さと収入の大きさは全く別物ということが一番よくわかる事例が介護、看護師、保母だと思います。
話がとっちらかってきてしまったので、この辺の話はまた別投稿でシッカリ書きます。

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。