自分がアルコール依存症と気付いていない人が多すぎる!の話

アルコール依存症
アルコール中毒、俗に言うアル中。言葉の見た目はアルコール中毒の略語であり、アルコール中毒とは短時間にお酒を飲み過ぎてしまうことによる急性アルコール中毒のことを指します。お酒を飲みすぎるとどうなるかは以前書きました。
酒は飲んでも飲まれるな!の話
アル中とは一般的にアルコール依存症のことを言います。アルコール依存症と聞くと特別な病気、特別な人達というイメージがあるかもしれませんが、厚生労働書の調査によると実はアルコール依存症の人は約110万人、アルコール依存症予備軍の人達(ハイリスク群の人達)は980万人もいます。

アルコール依存症とは

アルコール依存症のイメージは朝から晩までお酒を飲んでいて、いつでも酒臭い人というイメージがあります。そんな人達は間違いなくアルコール依存症ですが、そのような状態にならなくても飲酒のコントロールができない症状のことをアルコール依存症と言います。
朝から晩までお酒を飲み続けている人がアルコール依存症とのイメージが強すぎるので、自分がアルコール依存症状態になっていると気が付いていない人が沢山います。気が付かないことで依存症の症状をさらに悪化させてしまいます。気が付かなければ抑制も治療もすることができず、家族など他人に指摘をされると激高して大きなトラブルになることも多いです。

アルコール依存症への道のり

ほとんど毎日飲むようになったら要注意です。お酒を毎日飲むことが普通になってしまうと依存症への扉が開いてしまった状態になります。毎日に飲んでいると酒量がだんだんと増えていきます。そして飲み過ぎることによる記憶の欠落が起きるようになってきます。
毎日記憶がなくなるほど飲む人は少ないですが、毎日お酒を飲む状態、飲むことが普通になってしまっている状態の人が「アルコール依存症予備軍の人達(ハイリスク群の人達)」なのです。このような人が980万人もいるのです。
記憶の欠落が起きるようになってくる頃には毎日かなりの酒量になっています。ビールだと1日3リットル近く、日本酒だと6合近く、純アルコール量にすると150グラム超くらい。これくらい毎日飲んでいると毎日記憶が飛び飛び状態になってしまいます。この状態はアルコール依存症に足を一歩踏み入れてしまっています。

アルコール依存症初期

毎日のように記憶がなくなるまで飲む状態がアルコール依存症の初期症状です。お酒の飲み過ぎの影響で遅刻や欠勤をするなど、仕事にも少し影響が出始めてきます。家族や友達などにお酒を飲みすぎでひどい状態だと注意されると逆ギレします。自分ではアルコール依存症初期状態ということに気が付いていないことが多いです。
この頃になると飲酒運転をやり始めてしまうという不思議な現象。少しだから大丈夫と思い飲酒運転をするのではなく、アルコール依存症状態になりお酒を飲み過ぎることで正常な判断ができなくなってきます。記憶がないほど酔っているので非常に危険な状態です。

アルコール依存症中期

お酒を飲んでいない時に手が震えたり、二日酔いの朝に迎え酒をしたくなってきます。二日酔いの時にお酒を飲むなんて普通では考えられないことですが、依存症が中期まで進んでしまうと二日酔いの時にお酒を飲むことで楽になります。完全に中毒状態です。
この辺からアル中というイメージの状態になります。飲まないと手が震えたり、朝から晩までお酒を飲み続けたり、お酒を飲むためには嘘をついたり隠れて飲んだりなど。誰が見ても異常と見えてしまう状態です。
さすがに中期になると自分で依存症になっていると気付かない人は少ないですが、でも認めないで言い訳をする人が多いです。認めてしまうと飲めなくなってしまうので、依存症であることを認めるわけにいかないのです。
このような状態になってしまうと一緒に暮らすことは困難になってきます。酒を注意すれば暴れたり怒鳴ったりで話にならないことが多く、病院に行かずに改善するのは難しい状態です。自分で病院に行くことは皆無ですので、家族など誰かが強制的に病院へ連れて行く必要があります。
アルコール依存症中期になってしまうと取り返しがつかないことが多々起きてしまうことが多いので、この状態になる前に自分で気が付くか、家族などまわりの誰かが強制的にお酒をストップさせたいです。

アルコール依存症かどうかのテスト

キリンのサイトにわかりやすいアルコール依存症度のチェックがありました。お酒を飲む頻度が高い人はぜひ試してみてください。
飲酒習慣スクリーニングテスト
20点以上の人は自分がアルコール依存症であるかもしれないとの認識があるかもしれませんが、10点から19点までの人は自分が依存症になってしまう可能性がある危険ゾーンにいるということを認識していない可能性が高いです。点数が低ければ低いほど簡単にお酒の生活を改善することができます。
まずは自分がアルコール依存症である可能性があることを認めることからスタートしましょう。

この記事を書いた人

山口 健一