箱根駅伝マラソンって本当に面白いですか?の話

駅伝
お正月恒例の箱根駅伝は今回が95回目。飽きもせず今年もいつもと同じように開催され、フルタイム地デジで放送されました。

今年の総合優勝は東海大学でした。5連覇を目指していた青山学院大学は残念ながら総合2位で終わってしまい、5連覇を成し遂げることができませんでした。

私は箱根駅伝には面白さの欠片も感じることができず、見ても時間の無駄なのでテレビも全く見たことがないのですが、箱根駅伝好きの人達は何が面白いのでしょうか。本当に面白いんですか?


ツイッターでも書きましたがスポーツに限らず趣味も何もかもの好みは人それぞれです。駅伝が好きな人は好きでそれはそれで良いのです。

箱根駅伝、本当に面白いですか?箱根駅伝好きの人は駅伝が好きなわけではないですよね。箱根駅伝以外の駅伝をテレビで観たり、沿道に応援に行く人なんて微々たるものだと思います。しかし箱根駅伝だけは大盛り上がり。

箱根駅伝の盛り上がりどころ

出身校が優勝したり順位が良いことで自己顕示欲が満たされるのではないでしょうか。

出身校の成績が良くても、本人の優劣には何も影響も関連性もないのですが、箱根駅伝を語る人は同列で語ってきます。本人にそんな気はないですが聞かされる方は非常にうざくて時間の無駄さを感じます。

箱根駅伝の順位や展開の話で人生に役立つこと、今まで聞いたことありませんし今後もおそらくないのではないでしょうか。聞かされる方に役立つことは0なので箱根駅伝の話をするのは極力やめるべきだと思います。

箱根駅伝好きな人自身はしっかりと認識していると思いますが、野球やサッカーなどの地元チームや好きなチームを応援しているのとは全く違う感覚のはずです。

高校野球や高校サッカーなどで優勝や成績が良かった時と似た感じです。これは結局どういうことかというと、箱根駅伝の魅力は自己顕示欲をあおる効果が抜群ということです。

マイナス効果だらけの自己顕示欲

出身校を応援したくなる気持ちは普通だと思います。自分はそれだけのつもりなのでしょうが、周りの人から見ると応援だけでなく、出身校の成績の優劣と自分の優劣をセットで語られる感じでとてもウザイです。

4日から仕事が始まる人、7日から仕事が始まる人がいると思います。母校が箱根駅伝に出場していた人は職場で箱根駅伝の話をするでしょう。

相手は箱根駅伝の話を優勝や健闘や苦戦の話を笑顔で聞いてくれると思います。でも本当にウザいんです。

相手も箱根駅伝の話をしてきて盛り上がることも多々あると思います。でも相手は自分の話を言いたくて聞かせたいだけで人の話なんて聞く気ありません。それは箱根駅伝の話をしたいと思っている自分の気持ちを考えればよくわかるはずです。

箱根駅伝が意味ないと思う理由

好き嫌いの問題だけでなく、箱根駅伝で活躍するかどうかとその後の陸上選手としての成績が全くと言っていいほど一致しないこと。

箱根の上り坂である5区の成績の影響が全体に及ぼす影響が大きすぎるにも拘わらず、ゴールを箱根の山に設定したままであること。

全体の順位に大きな影響を与え、超人的な走りをすると大きな注目を集める5区のスペシャリスト達、通称山の神。

卒業後に活躍した選手は1人もいません。箱根の山を驚異的なスピードで走ることは陸上選手として全く意味のないことであり、テレビ局とスポンサーを喜ばせているだけ。それが現実なのです。

そんなくだらない箱根駅伝に狂喜乱舞している人達、私からしてみると尋常ではないな!と感じます。

競技として設定するのであればゴールは小田原にするか、山間部を避けて海沿いを走り熱海付近にするべきなのです。

箱根の山なんて上っても下っても怪我のリスクが増えるだけで選手にとってプラスになることは極小です。練習も含めてこれほどコストパフォーマンスの悪いことはありません。

コースを平地ではなく箱根の山の中にするということは、格闘技をプロレス化する方向です。もっとわかりやすく書くと障害物競走なのです。

きっと箱根駅伝に拘わっている全ての人がこのことに気付き、わかっているはずです。でも箱根の山の上り下りがないと視聴率も人気も激減することがわかっているから往路のゴールは芦ノ湖から変えません。

箱根駅伝が好き人に聞きたいのですが、往路のゴールが小田原になっても熱海になっても好きでいられますか?毎年応援に行ったりテレビで観戦し続けられますか?

箱根駅伝が好きな人と大河ドラマが好きな人は同じクラスタだと思います。非常に残念ながらエビデンス無しです。

箱根駅伝を企画している人は大河ドラマが好きなクラスタを意識しているはずですし、大河ドラマを企画している人は箱根駅伝に食いつくクラスタを意識しているはずです。

箱根駅伝も大河ドラマも大好きな人に釣られているという意識がほとんどないというのは間違いないところだと思います。これも悔しいですがエビデンスなしです。

叶姉妹に釣られている人もちょっと微妙にずれますが似たクラスタです。一番ドンピシャなのは箱根駅伝と大河ドラマ。ちょいずれクラスタが叶姉妹の生活を信じているクラスタ。こんな感じだと思います。

そもそも正月が暇ということ

ここだと思います。年末年始も忙しく仕事や勉強しろということではないのですが、全てがここです。

正月の箱根駅伝と日曜日夜の大河ドラマ。理屈は関係なく、一般的にはそこはゆっくりのんびりとして良いと思う人が多い日であり時間帯だと思います。

そこで本当にゆっくりとして本当に面白いと思っているかどうか微妙な箱根駅伝と大河ドラマを見る。

あまり稼いでなさそうですが資産家であればお金を持っているのでぼったくり商売のターゲットとしては最高のクラスタです。

大河ドラマを否定してるわけではありませんが、私は無駄にアレンジされていて無駄な時間を使わされるテレビなどより小説など読み物の方が好きで効率が良いと思っているので、大河ドラマの良さはわかりません。

毎週決まった曜日の決まった時間に見るという行為はもっと理解不能な行為です。観たいと思ったドラマや映画は時間の隙間を上手く作って観るものだと思っています。

時間がスカスカの人は幸せでもあり、不幸でもあると思います。

結論は好みは人それぞれでさう!
でも箱根駅伝の話はウザイから職場でするべきではないと思います。

この記事を書いた人

山口 健一

20年以上会計事務所で勤務し、20件以上の税務調査経験があります。

これだけの経験がある私だからこそ税理士との交渉をスムーズでわかりやすいものにするお手伝いをすることができます。

税務、法務、労務など会社経営に必要な全て業務知識を網羅しており、私が可能なことは私が対応をし、専門家に依頼すべきことは適切な専門家に依頼、仲介をすることができます。